戦う…

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 先ずジョルジュ"ネット里親探し"で引き取った時、わたしは大阪で仕事していた頃ですから夜と休日しか構ってやれなかった。妹さんに「飼うなら自分の部屋で!」と言い渡されそうしていたのですが、去勢後だか自力でドア(引き戸)を開け居間に。動物好きな父はめちゃくちゃ喜んでいましたし、当時営業先から直帰というナイス案件もあった反面"徹夜"で仕事というハメにも…そんな時、母もだんだんジョルジュが可愛いと感じ始めたのか勝手に"ミーちゃん"と呼びご飯をやってくれるように。
 しかしジョルジュはわたし以外の誰にも懐きませんでした。父はダミ声だし母は"ミーちゃん"と呼ぶし怪訝に?当時、わたしが帰る時間帯にはヴェランダから見てい、さてアパートの階段を上るその足音で解るのか玄関で待機していました…両親は「けなげや..」と。『ハチ公物語』やそのリメイク『HACHI・約束の犬』を観たら泣くクチかと。わたしも最後のシーン思い出すだけでウルウルです。天国でオーナーさんに迎えられるシーン。

 そして2年前SNS知人が3姉弟を捕獲し里親を探しているとの事で、ロルを一目見て「Oh!」。どう見ても賢そうでしたしジョルジュのいい遊び相手になるのでは、と思いお迎えしました。
 まぁ実際賢いというか利口な♀ですぐ懐きましたが、かの女の方では「話が違う気がする」だったやも…

KATZE 10 Liebhaber
 一人で可愛がって貰える!と思っていたらデカいヤツがいる…的に?ジョルジュは最初から興味津々というか敵対心は皆無、それ所か当初はロル和室で暮らさせていたのですが外の気配を察し引き戸を開けようとかの女がカリカリするとジョルジュが応援の手を!

 でも動画でもお解り頂けるよう、大胆なロルに対しジョルジュは"え..仲良くしてもいいの..?"的な戸惑いもあった?近所猫ーズの中でもNo.1弱腰です。

 ところで清水義範の短編集『国語試験問題必勝法』(左画像)を古本で買いましたが、やはり面白かった!
 わたしはかいつまんで書くのがニガテなのでこちらをご参照下さい。
1670夜『国語入試問題必勝法』清水義範|松岡正剛の千夜千冊 
 実際、清水氏のこの短編集を読んでから、この松岡正剛氏の文章を読むと"コレもパスティーシュではあるまいか"と思ってしまうという.....ちなこの表題作もですがラストに収録されている『人間の風景』というのが爆笑もの。簡単に言うと定年退職後の4者がリレー式に小説を書いた、ソレを"今んとこポルノ作家、しかし本職"が読むという内容。
 お年寄りあるあるといった所でしょうか?でもお年寄りといっても60代は既にわたしと一種同年代とも言えるので複雑ではありますが…