あなたにおすすめ!/作家性

 ネットに上げられている動画でも映画作品というのは不法なのですが、その著作権者からの訴えがないと取り下げられないとか。
 昨夜暇だったしYouTubeでわたし名義のページを見ると相変わらず『Monster'z』がありましたので観ましたが、これはやはり韓国の『超能力者』の方が〜と思いましたが、でも日本版の方が解りやすいといえば解りやすいかな…
 それはいいのですが、YouTubeには右に「あなたへのおすすめ」というのがザッと出ます。昨夜の場合は邦画というカテゴリーがずらりだったのですが、そこに"waranotate"というのがあり、邦画にしてはピストル構えてるスーツの男女。Vシネでもなさそう。

 オープニングに監督・三池崇史と出たのであまり期待しなかったのですが、物凄く面白かったです。三池はわたしが大好きだった『殺し屋1』という名作漫画をヒドイ映像化されてから駄目だと認識しているのですが、この『藁の楯』は日本テレビが制作だからかまともに仕上がっていると思いました…(ただ流血シーンの血の色は矢張り駄目でしたが)。

 さて、わたしはこれも漫画が原作なのかなと思った所、なんと小説(右画像)
 そして調べてみると作者の木内一裕は『ビーバップ・ハイスクール』というヤンキー漫画(ヒットしたし映画化もされている)を描いていたきうちかずひろだったので驚きました!
 漫画家から小説家になった作家といえば山上たつひこもいます。個人的に『ガキデカ』という漫画は好きではありませんでしたが『喜劇新思想大系』は好きだったので小説の1作目『兄弟!腰が重い』という短編集は期待して読みましたがとても良かったです。
 まぁきうち(木内)氏にせよ山上氏にせよ漫画家として活躍していた時代は古いというか、わたしが熱心に漫画を読んでいた時代がそも古いので、若しかしたら今は元・漫画家という作家も多いかも、わたしが知らないだけで。