YouTubeでヘンなの見つけてしまった!/テレフォン人生相談

 基本わたしがYouTubeで観るのはフルヴァージョンの邦画やドラマです。タイトルがいろいろ変えられてて見付けにくい事もありますが、1件でもおっコレ!というのを見付けたらザーッとお薦め動画のタイトルが出てきます+そこから辿っていくと膨大な量の「え!こんなのあるの!」に出会えたり。先日見付けたのは『マークスの山』。これは何故かDVD化されてないんですよね‥つかそもそもわたしが何でこの映画を知っているかも謎なのですが‥原作者・高村薫女史の小説は短編集はいいけど長編が結構シンドイ。『照柿』なんて未だに10ページ読んだまま放置です。『レディ・ジョーカー』は面白かったですけど、この『マークスの山』は映像を観てから読むと全然話が違うしあんまり楽しい読書ではなかった気が‥
 さて、それはイイのですがわたしは集中力散漫なのでTVやDVDで映画を観るのは兎も角としてYouTubeの長尺は途中で横のオススメに目移り。で、今日も『マークスの山』も途中でオススメに移動したりしていたのですが、そこでヘンなタイトルをハケーン!『テレフォン人生相談』こんなん↓この案件はちょっと極端ですが‥

 なんか15分尺の音声番組なのですがラジオから取っている模様。イロイロあるのですがだいたい2014の秋迄のものみたい。これが物凄く面白いのです!中にはイイ話もあるのですが(でも可哀そうだったり)登場する相談者がユニークすぎ。ハッキリ言って、ここで語れる人というのはある程度自分の抱えている問題がどんなモノで、そしてどうしなきゃイケナイか、みたいな所は察知しているのですね。これはユング派では日本随一であった河合隼雄も言っていましたが「カウンセリングに来て自分の問題を話せる人は概ねその先が自分で見えている」。とはいえわたしとて一時であれ猫・ジョルジュの異変で「霊能力者」に相談しようとした位ですから偉そうな事は言えませんケド‥でも、だから解るのかも知れませんがこういうテレフォン人生相談(ラジオだと思う)に相談を持ちかける人はただ自分の考えを肯定して欲しいみたいです。わたしがジョルジュの事で霊能力者にメールしたのだって今にして思えば「どこか他に原因を探したい」という責任転嫁の考えだったと思えるからです(続く)。