勝手に決めた誕生日

 今を去る事2日前、4月29日はマイ愛猫ジョルジュの誕生日でした。わたしが決めたのですが、まぁそのへんヨ…
「お誕生日オメデトウ!乾しカマでもまぁどうぞ!」…猫のカレにとって一番嬉しいのは木天蓼粉か乾しカマ…『MyFavoriteThings』の歌詞にするとどうでしょう?

MyFavoriteThings

Mata-tabi powders includes Taurin
Dried Fish-cake flakes tasted as the crabmeat
Espescially they are from my sister's hand
These are a few of my favorite things

When the dogs bite, when the bee stings, when I'm feeling sad
I simply remember my favorite things
Then I don't feel so sad!♪

 みたいな感じ?

 それは兎も角、8歳になったジョルジュ。人間でいうなら40代?おっさん…だのにいつまでもアマエタさん。
 わたしが8歳の時といえば小3(はやいきなので)…それ迄引っ込み思案でそれこそアマエタの小動物みたいだったのが、当時の担任・平川先生(女性)というウワサでは「スパルタババア」だったヒトと出会って"怖いなぁ‥どうしよう"と思っていたらある意味スゴクいい先生でわたしは物凄く変わった。
 小1・2と甘い先生が担任だったのはそれはそれでイイ思い出だけど、平川先生は家庭訪問の際、母によるわたし=「本当にウジウジした子で‥」に対し「なざ美さんは言いたい事を遠慮しすぎですが、うじうじなどはされていません。お母さんはそのように思われているのですか?」!
 その時で全てが変わったとは言わないけれど、でも変わった。母はいよいよ(今度は)生意気でイヤな子だとわたしを思うようになったけどそんな事はもうどうでもよくなった。わたしはちょっとオトナになったのかも知れない。

 そんな8歳だったわたし…それ迄に凄く時間がかかったような気がするけど、ジョルジュはどうなんだろう?
 カレが外で茶虎のバッキー=アニキや白灰ブチのマル、あと最近1階に姿を現すミーチャン、その他がパーキングで騒ぎ出すとスッ飛んで行くけれど、どんな社会生活をおくっているのやら?カレにも何らかの精神的成長があるのかな?
 …わたし以外には懐かないジョルジュがイヨイヨアマエタになってきているのは学習なのか成長なのかよく解りませんが、でも親子だったら普通の事?甘えているというのを信頼していると言い換えれば…しかし病院に行くのがイヤでイヤで仕方ないカレの気分を変える為に今日はホムセンで新しいキャリーを(右画像)
 わたしが甘やかし過ぎているという事も考えられなくはないですが、でももし子供がいたらわたしは同じように甘やかしたと思う。
 かの猫ヘルパー、ジャクソン・ギャラクシー氏は「甘やかすのはよくナイ」とよく言っててその形容詞が"OverMothering"。じゃ"OverFathering"はないのか?
 これを思い出します‥↓

 8;04辺りからのシーン、そして駅のシーンでボロ泣きです。

…10年以上前、SMAP中居クンでTVドラマとしてリメイクされたのを観てから元の『砂の器』も観たというオトボケなわたしですが、これってどうなんだろう?原作とTV(中居クン版)では親子が逃げる理由があまりにも違い過ぎて如何なものかと思うケド。「差別されて」という点では共通していようともTV版の父ちゃんはアグレッシヴ犯罪者だし。

 ただ、もしわたしが父親で、ジョルジュが息子の立場なら‥カレが成功する邪魔など絶対したくないしあのお節介親切な警官にだってそう釘を刺すと思う…ってジョルジュが駅に走って来たらもうそこで離れられないような。