先日、フランスの動物愛護団体がホームレスの男性から彼の犬を奪い取ったという動画がネットにあった。↓これ。
このCauseAnimaleNordという愛護団体の言い分としては"物乞いの為に動物を使うというのは虐待だ！"らしい。イギリスではそうしたペット連れのホームレスに好意的みたいですが、というかわたしとしてはその"物乞いの為に"という判断をCANがあまりにも一方的に決めつけているような気がする。というか動画を観る限り、これは寧ろホームレスの男性への虐待ではないだろうか？ネットでの意見はいろいろです。逆に「ホームレスが犬を飼えるか！」とかね。でも日本のホームレス事情から考えるとペットの飼育くらいは出来る。
若しこの男性が愛玩の為ではなく犬を"見せ物"にしていたとしても、で、あるならば彼の収入源がこれで失われてしまう事になるかもしれない。愛護団体は犬をレスキューしたかも知れないけれど、それはあまりに独善的だと思う。
わたしがホームレスになって、その時、愛猫ジョルジュが一緒にいてくれたとして(まぁこのジョルジュが無愛想なのですが)こんな風にジョルを奪取されたら！この男性は老人っぽいのですが‥わたしも老婆になっていたら彼のように泣きながら追いかける？いや、泣きながらではなく怒り心頭、掴み掛っていくと思います。
それにしてもこの動画の後、どうなったのでしょう。男性に犬が返されたならいいけど。だってこの人の犬では！？これは残酷だと思う。
