調子が悪いのは誰だ?/責任の明文化

 そんなこんなでわたしの劣化はまぁよいとして(あんまりよくないケド)家族として良くなくなってきているような気がする今日このごろ。妹は乳癌に関し"悪質なものじゃなかっただけでこれからも定期検診は必要だけどね!"との事。その程度の"私は大変なのよ!"アピールで済んでよかったというか「入院するけど病院は教えない」とか言い出しそうなヤツなのでまぁ?
 で、まぁマンガを貸してくれたり、わたしが暇な時にCATVで映画とか観ていると知ってたら知ってるで横からネタバレしてくれたり、アニマルプラネットchでよく観る『猫ヘルパー』だと「コレ好っきやなぁ!また観てんの!」等々。映画のネタバレは実はそんなに嫌じゃないというか推理小説でも何でも「解説」から読むわたし。時間があればその日に観たい映画の「あらすじ」を予めggrくらいなのでまぁいいけど‥『猫ヘルパー』はちょっと観ただけでは解らない猫に関する造詣に富んだ番組…妹の猫への愛が薄い事が感じられる。
 そんな妹は明日からまた東京に行くとの事。東京?ほんまかいな…とはいつも思うが、まぁ実際、一度西新宿から荷物を送って来たことがある。妹は革マル派じゃあるまいしなのにヨソから何かを送る時、差出人と宛先を同一にするというワザを常に使うのだけど‥
 まぁそんな感じでわたしと妹はかの女が気分のいい時は仲良しだったりする。

 しかし今日の午後介護センター療養士の訪問セミナーの時など「1度入院もありかなって思ってるんですよ」とか言い出す。なんでも母の主治医が「あまりに生活習慣が上手くいかない場合、薬の摂取を完全にコントロールするという意味で入院もあり」と仰有ったらしい。そんな話聞いてないし、そもそもケアマネが妹不在のおり「(わたしの)負担を減らす為」というので設定したショートステイ(2泊3日位のホームへのお泊り)ですら母はあんまり喜んでいないというのに。
 そこで妹「このままでは共倒れですから…」療養士も「確かにご家族の負担は軽減しますよね」‥うーん。

 もう妹の目指す快適な介護が見えない。

 ちな今日、またまたパキシルが残り2錠、これはわたしの心療内科に夕方行ってその辺の話をしたら(この先生は介護保健士ライセンサーだ)
先生:「いつも妹さんとの話がよく解らない、妹さんとの立場が不平等だ、だったり、本当は仲良し、だったり。そういうあなたの揺れからすると客観的な判断がとても難しいですよ?御自分ではどう思われますか?明日からまた家を空けられる事にあなたは快諾した、それはその間の3日間お母さんのショートステイもあるからとの事ですが、その後、妹さんが帰って来てから何かあると"家出の真似事して!"ってあなたはまた怒るんじゃないですか?前にも仰有ってましたよ?‥取り敢えず妹さんとの関係ではなく役割分担の明文化が事が一番です。」
わたし:「いやーそんな話したら怒ると思うんですが」
先生:「仲良しな時にでも…元々、お仕事であなたが妹さんの上司だったのに。妹さんとしてはあなたの感情的な揺れが寧ろ怖いのかも知れませんよ。」
 
 なんと!