残酷な比較

 やっと気持ちが落ち着いたので続きですが、親の介護について。
 はっきり言って夜間はヘルパーさんのサポートもないですし‥それに何が大変って夜間なのです。深夜にガラガラガッシャーン、とかドスン!と音がする。母が転倒しているのです。
 それを抱え起こして歩行器につかまらせてベッドにもどす、あるいはトイレに連れて行く。体にあまり力の入っていない母にこれだけの事をするのは結構体力もいりますし気力も必要。或いは晩御飯にしても、わたしが給仕しないといけないメニューもあるしそうなってくると‥というか日中の雑事なんてしれているとも言えます。
 それを何故今までちゃんとしていなかったかというと、まず母が「キクさんありき」でしたしわたしもあんまり家にいたくなかった。
 まぁ何を言ってもイイワケですが。
 
 あと、親族が妹とわたしを比較するのが何より辛かった。
 でもこれは残酷だと思うのです。父はステージ4の癌患者でしたし‥パーキンソンでゆっくりと衰えていく母の介護をするのとは意味が全く違うと思いますから。

 とりあえず今日からは母の専属です。ずっとベッタリではありませんが、しかし朝御飯や昼御飯だけで今まででもかなり時間はかかっていましたし。