全力で暴れる猫/くるねこ

 昔、村上春樹のエッセイで「猫は人間の4倍の速度で年をとる、それを思うと切ない」という一節がありました。
 わたしは初代ジョルジュを神社から引き取ったその夜に見送る事になってしまったので現・ジョルジュには何が何でも長生きして欲しいと思うところです。
 震災(阪神ね)で家族から逸れてお稲荷神社にやってきたグールドさんとて20年近く生きたのですからジョルジュにもあと10年は生きて欲しい..ギャルのロル太郎(ジョルと音感が似てるので最近はこう呼ぶ事が多い)は賢いしモノゴトに動じない所があるのであまり心配する事はないのですがジョルジュは何かあると動じるというか隣の妹さん部屋の机の下に隠れる(右画像)ので心配になります。
 まぁこの日(26日一昨日)は父の月命日でカレの大好きなお住っさんの読経もあり元気に出て来てご飯も食べてウロウロ。かたやロルはこれが大嫌い!多分ソレは宗教上の問題というよりお住っさんのダミ声にあるのではないかと思われ。ジョルジュは亡き父に可愛がられて5年は暮らしているから慣れてる?

 そんな事もあり&ジョルジュのお誕生日検診という事もあって(外で保護された猫の誕生日はアバウトですが)昨日行き着けの動物病院に連れて行こうとするも全力での抵抗。そもこの時期はワンコのフィラリア予防接種で混んでいるし、今日から世間ではGW、よって是非とも昨日連れて行きたかったのですが5kg強ある猫の本気には勝てません!
 今朝は早目に朝ご飯を食べさせ、トイレして帰って来た所をキャプチャーし速攻車を呼んで動物病院へ…そんなに遠くはないし昔は徒歩で行った事もあるのですが、それにカレが酔うので…
 矢張りワンコが多くその匂いでかフーフーうなるのでずっとキャリーの横柵から左指を入れて首筋を撫でゞ、この病院での楽しみは『くるねこ』という漫画を読む事なのですが、それも出来ずウトウト。

 取敢えず診察結果は「別状なし」でしたがこの病院の「お誕生日記念撮影」、ジョルジュがキャリーから出すと大暴れするのでこれまでずっとキャリー越しの撮影でしたが今日は洗濯ネットに入れる前にマウントをとり撮影(左上画像)
 看護師さんが「可愛く撮れましたよ!」とプリントアウトしたのをくれましたが、わたしが怖い…

 さて、ジョルジュは神経質ですが、わたしは犬も好き。動物病院でワンコに構うのが大好きなのですが、犬も「病院嫌い」な子がいて一応オーナーさんに声をかけてから触るなり写真を撮るなりするのですが、今日も珍しい子がいたので写真を撮らせてもらいました(右画像)
 フレンチブルかと思うとボストンテリア。
 もうお婆ちゃんとの事で右目が白内障…オーナーさんも御高齢だったのでどちらも末永く元気で!