ヒトが食べていると…

 世間ではゴールデンウィーク。学校は暦通りだと思うので5/1・5/2は登校でしょうか?
 左画像は一昨日位に撮ったもの(4/30=よって休日)ですが、子供連れのグループ等でお祭り騒ぎでした。バーベキューも!…やはりお花見の時期にバーベキューが消えたのは神大側に禁止令が出たのではないかと推測するところ。
 先ず神大グループはバーベキューでフランクフルトソーセージしか焼かないしこの画像右側にあるダイエー的にも特に利益にはならなかったのも大きいかと…飲み物はおおいに買ってたけどそのゴミ捨てられるしトイレ使われるし"やってらんねぇ!"となったのかも?
 左画像の右端チビッ子は鯉幟をつかんで「父ちゃん、これ欲しい」と訴えておりましたが父ちゃんからは軽くあしらわれていました。多分高いし…それより何より親子連れのバーベキューはバーベキューというより焼肉といった感じで美味しそうないい匂い!お弁当も(コレは匂いませんが)手作り折り詰めで美味しそう…思うに子供がいたら大学生よりも経済的にシビアな感覚にもなろうかと…わたしは子供がいませんが、いたらきっとそうなるような。鯉幟?そんなもの絶対買わないというか幼稚園や小学校では作るのでは?

 今は独居老女ですから割と出来合いのお惣菜やお弁当をウッカリ買ってしまうのですが、ソレは家族がいないと料理をする意味があまり無かったり。
 先日観た『お父さんと伊藤さん』ではトンカツが美味しそうで出来合いのを買ってしまいました(右画像)。しかしこの映画はイロイロと不思議な所も。何故34歳の彩チャンが54歳の伊藤さんと仲良くなったのか?それは観てると伊藤さんはまぁ優秀ぽいしイイ人だからかも(つか伊藤さんがいないとこの話が成り立たない)ですが…あとお父さんが「昔はこれでもモテたんだ」と言うと息子&娘(彩)が大笑いするのですが、いや、そりゃ痩せても枯れても藤竜也だしこの段階でもモテるかと。
 それより何よりリリー・フランキーが…初めて観たのが『凶悪』だった事や以前からエッセイや小説読むとあんまりイイ人とは思えなくて『そして父になる』でもヒヤヒヤしたものです(ココでは共演の福山某の方がヨッポドイヤな人でしたが)。今回の伊藤さんも謎めいた所はあれ、凄くイイ人でした。家庭菜園やってるし、その収穫物を料理しているのは彩かもですが美味しそう、あと伊藤さんに出会えて一番幸せなのはお父さん。タイトルからしてそういう意味があるのだと思いますがラストは涙もの…伊藤さんは何者なんだ、という気は残りますが…

 こちらはもう何度か観ている『義兄弟』(左画像)ですが(GYAOの配信は永遠?)矢張りまぁソン・ガンホは間が抜けた役所というか韓国映画界では大御所らしいですがよく解らない。日本で言えば市原悦子さん的な?かの女はもうお年だからかあまり観ませんが大御所といえば大御所かと…
 何故市原悦子を思い出したかと言うとこの映画が2サスっぽいからと言うと言い過ぎかもですが…まぁ何度も観てたらそりゃあ…かもですがあまり緊迫感がないかも?
 それは北鮮のスパイ・ジウォン(演じるはカン・ドンウォン)がイイ奴だし切れ者だから話の雰囲気がそうなっているやもですが…それにしてもここに出て来る"鶏の水炊き"は美味しそうでした。嫁と子供に逃げられたハンギュ(ソン・ガンホ)はファストフードばかり食べているのですがちょっとした理由で雌鶏を貰いうけ(ここのインシデント面白い)ソレをジウォンがさばいて水炊きにしてくれるという。
 わたしは食べた事がないのですが、韓国料理に鶏を丸ごと炊いたスープ的な料理があるらしいのでソレかも…ただ字幕では"水炊き"となっていました。どんな味でしょうか?タレをかけている様子はなかったし、スープ自体に味がついている気配でしたが韓国の人は何でも辛くないと駄目というイメージがあるので(実際そうだった)この料理は謎です。
 でもハンギュが「こうして手料理食うのは美味いな!」という所はそりゃそうだろうと。一人だと料理もあまりしなくなるし、食べる事が寂しくなる。ハンギュは家族に逃げられてるし、ロッテリアびたり(ジウォンからも"ハンバーガーばかり食べる"と批判される)。

 ただ『お父さんと伊藤さん』にせよ『義兄弟』にせよハッピーエンドはハッピーエンドなのですがそのお金はどこから!?と…