エクソシスト/お母さんが怖い

 日本で公開されるや"トラウマレベルに怖い"とか噂になったので観たかったのですが一緒に行ってくれるお連れがなくて(『愛のコリーダ』『ソドムの市』には行ってくれたのに!)初めて観たのはいつだったのかも解らない。実は友人の父上が原作本持ってて貸してくれたのを読んだので話は知っているから、若しかして観た事なかったかもです。
 かの有名な『エクソシスト』という映画。
 アマゾンPで何故かおススメされたので観たのですが、何が怖いか解りませんでした。
 原作も面白いとは思いました(あとチョットHだなとか)けど怖くはなかったです。寧ろ話の始めの方で母娘でハンバーガー屋に行くシーンがあり"リーガン大食い…"というのが当事太ってたわたしとしては一番印象に残っています。ちな映画にはそんなシーンありませんでしたが。

 兎に角、何が怖いのか解らない。クリスチャンなら怖いのでしょうか?オープニングはイラクで発掘作業しているシーン、そこで卑猥な悪魔らしきものの像がチラッと登場するのですがスルー。この辺、ちょっとイラクに失礼なのではないかとも…イラクの人はこの映画観たでしょうか?つかイスラムが主教の地で何でカソリックのメリル神父(アメリカ人とおぼしき)が発掘作業してるのかとかよく解らない。

 一番怖いのはお母さんだと思った。ヒステリックでやたら大声を出すわ使用人への態度もデカいし感謝の言葉とかないし…エクソシズムの主体となったメリル神父も、相談をうけたカラス神父も死んでるのに…つかそのカラス神父が初めに言った「精神医学が発達して悪魔なんてものは…ハハ」というのが真実のように思えます。実際母も娘も「信仰はない」って言ってましたし。

 しかーし!以前も書きましたがわたしとて愛猫・ジョルジュの調子がおかしくなった時、ネットで"御払い"というのを検索してご近所らしき霊能者という方にメールしたらおそるべき返信が(右画像)
 このメールにあるHP見てクールダウンしましたが、わたしはどうして御払いなんていう事をそこで考えたのかが謎…いや、確かにその時ジョルジュはパニックになっていました。いましたけど、抗生物質でよくなりました。
 はっきり言って悪霊より怖いのはキャティーマンというブランド(犬はドギーマン)です!ペッツテクトという虫よけピペットでジョルジュは酷い目にあった!パニック所の騒ぎではないので獣医に連れて行くと脱水症状との事で数日点滴に通いました。
…まぁこの件に関しても"何か痒そうにしてる"という段階で獣医に行っておけばよかっただけの話ではあるのですが…とりあえずはリーガンを病院に連れて行っているだけお母さんの方がわたしよりマシ?

ps.音楽、というのはタイトルトラックが『赤い深淵(所謂サスペリア2)』と似ている気がしたのですが、改めて聴くとかなりの違いでした。

エクソシスト(by.チューブラー・ベルズ)↓

赤い深淵(by.ゴブリン)↓