孤独?エチゾラム?

 今日は清明節。近所では桜も咲き、明るく新しい空気を取り入れる日ではありますが、ちょっとヒドいユメを見たのでその事など。
 ユメというともう亡くなってから4年も経つのにわたしはたまに父のユメを見ます。そしてそのユメの中で、わたしは父がもうこの世にいない事を解っていません。
 その上いつも遠慮がち…先日はトルコブルーのシャツを着た父が、それに合わせるスーツを探しているのになかなか見つけられなくて困惑しましたがそれは生前、父がわたしの部屋の乱雑ぶりをして「ルンペン部屋」と母に言っていたという事からかも?(でも、直接言われた事は無いので母の意見かも知れませんが)取り敢えず蒼味タータンチェックのスーツが良いという事になり、父は出掛けて行きました。
 生前の父はそんなロックなファッションをしていなかったのに、と泣きながら目覚めて「あ、若しかして出棺の時、アルマーニのスーツにカルダンのネクタイをあわせた事が悪かったか!」と思ったり…

 そんないつまでももういない父の事をユメに見たり、どれだけnadja5はヒマでボッチなんだと思われそうですが、正にわたしはヒマでボッチなんだと思い知ったのが今朝のユメです。

 今のアパートに移る前の家。母と妹に「晩ご飯はシチューにでもする?」と尋ねると母が「私はカレーがいい」、妹「私はシチューがいい」。
 わたしが2階に上がり着替えようとするとTVがついている。スパイ物の洋画で、消すとあと3ツ程TVがあり、消してもまたつく。もうどうでもいいやと思い箪笥からスカートを出そうとするとコンガラガッテいて出せない。もう断捨離だなと思いながら、しかしこの儘では買い物に行けない、TVも消せないし着替えも出来ない…わたしはもう気が狂っているんだろうか?それだけはイヤだ、兎に角買い物に行くべきだ、と階段を降りると手摺が外れて。でもわたしは無事だったけど、母も妹もいない事に気付く。でも肉と野菜を煮込んで別鍋にすればシチューもカレーも出来る。

 生まれて初めての独り暮らしが若しかして応えているんだろうか?それより何よりわたしは狂っているのだろうかというのが恐ろしいユメでした。
同居人たる猫ーズがわたしの上で眠ったり暴れたりするのが悪夢のモトにも思えますが、心療内科の医師から眠剤として処方されているエチゾラムを服用すると大概クリアな悪夢を見るのでそっちかなとも思います。

 猫ーズ、ジョルジュとロルは仲良く暮らしております。