ク リ ス マ ス

 わたしはもう何が嫌いって学校が嫌いで嫌いで仕方ない子供でしたので、イヴェント事も嫌いでした。
 楽しい事のアトにやって来る学校…そう思うと憂鬱で…
 まぁ言っても小学生の間くらい。中学からは学校から嫌われるタイプになったので、憂鬱もクソもないものですが、でもチビの頃の繊細さはやはり残っていて…

 そんなワケ、世間がパーティー気分の時でも特に何するでもなく…ああ、父が仕事から引退して家で食事するようになってからは、まぁチョットゴチソウ的なものを手掛けたりしていましたが、その父も亡き後は妹さんも家出するは母も調子悪いはでパーティーって何?

 8年前にやって来た猫のジョルジュはとことん溺愛してくれたパパンの影響でちょっとはお目出度いというか暖かい気分を知っているかもですが、かといって酒池肉林を楽しむというわけでもありませんからノンビリ。
 ところがこの夏にやって来たギャル猫・ロルは退院した母が観ているTVの影響か、なんだかソワソワ(まぁ基本的にソワソワしたギャルなのですが)。
 
 まぁギャル(♀)だし避妊したしゴチソウ癖はつけていないので、特に何かを誂えてあげようというのはありませんが、昨夜‥イヴの夜、食パンが切れていたのと煙草も、で、近所のスーパーに行くと『クリスマス品 \38』というワゴンが。
 わたしは別にクリスチャンではありませんがクリスマス・イヴで終わりかよ?とかちょっと思いつつ、何の飾りに使うのかよく解らない小さいツリーを購入(画像)
 ソレを猫ーズのタワーに置いておいたらロルが喜んでいました!
 それを見守るジョル王子…
「イヴにツリー飾ってさ、そこにプレゼントを誰かが置いてんのをクリスマスの朝に見つけて喜ぶってのが普通なんだけど?」