泣く?

 わたしはあまり悲しい話を積極的には好まない方なのですが、偶に地雷を踏むというのでしょうか。ボンヤリと観ていたドラマ等でガッと泣いてしまう事があります。
 最近ではクリミナル・マインドという1話完結/犯罪調査モノを観ていてやられました。
 アメリカの刑事モノ(FBI?)によくあるパターン、そのエピソードと関係なく刑事なりFBIなりの調査官達のプライヴェートが出てきます。ハッキリ言ってそんなのシリーズ通しで観ていないと誰が誰で何が何やら…なのですが!
 先日観たクリミナル・マインドで割とイイヒトぽい髭の中高年調査員が別れた嫁から連絡があり"ヨリを戻そう話かな"と思ってたら
 元嫁"私はもう長くないの…"
 そこで中高年髭がショックを受けて目に涙…のシーンで泣いてしまいました…全然その流れなりを知らずにほんの10秒くらいで(その後の展開は不明)。
 そうは言いつつ、泣くのが解っていて観てしまう映画やドラマも結構あります。

 
 特にこの3作品のこのシーン(左画像)
 これらに関してはちゃんとトータルストーリーが解っていないといけない…と、いうかボンヤリのわたし、何度も観たからウッと来るのでしょうが他のひとはウッとこないかも?
 人によって同じものを観ていても感じる事は其々ですから…

1.ゴッドファーザーのオープニング
 ドン・コルレオーネがそのドンっぷりを見せるシーン。…この映画(トータルに)自体は別に泣く映画ではないのですが、その後の展開を考えると泣けるシーンです。

2.さらば我が愛覇王別姫、吊るし上げ
 ヒトによっては泣く所は違いそうですが、文革によって反革命とされた京劇。その売れっ子役者だった小楼と共に弾劾される蝶衣がついにキレるシーン。

3.トンイでオクジョンが死ぬとこ
 個人的にはトンイさえ出て来なければオクジョンは幸せだっただろうにと思わざるを得ない…まぁトンイが主人公だから仕方ないとはいえ。

…泣くといえば、昔半日武装戦線・狼支援集会で知り合った男子の所に遊びに行き2時間サスペンスを観ててその男子が泣いた事が印象深いです。
 なべおさみ演じる下町のカメラ屋が松坂慶子演じる詐欺師に騙されじわじわ毒殺される話だったと思うのですが、なべおさみが最後まで「キミと出会えてよかった」みたいな。
 彼は恋していたのかもしれない…知らないケド。