消えた犬たち

 わたしが子供の頃といえば地面はアスファルトではなく舗装されていない道をオート三輪が砂埃をあげて走っていた時代。そのオート三輪のフロントやサイドは強化ガラス所かガラスですらなくプラスティック…
 そんな時代、母方の実家は雑貨屋を営んでおり…ってそんな大層なものではありませんが、小さいコンビニレベル、煙草もあった、でも酒類はなし。近所に酒屋があったからでしょうか?その裏には小さいスペースがあり、倉庫小屋と雑多なものが。

 幼稚園にあがる前はよくそこで遊んでいました(左画像)。母が店を手伝っていたというのもあり。
 ファンタ木箱のロゴが懐かしい(今でも極たまに瓶ファンタありますが、木箱なのかな?)。
 そこに猫が結構いたから、というのもありますがこの頃から猫が好きだったというワケではなく当時は野良犬(飼い犬?)も辺りをウロウロしててよく遊んでいましたからあんまり猫とか犬とか認識していなかったようにも…いえ、勿論違うものではあるとはそりゃいくらチビでも解ってはいただろうけど(父方の家には犬も猫もいたし)。

 それは兎も角、わたしも幼稚園だの小学校だのと人間社会に入っていくにつれあんまり動物と関わる事もなくなったのですが、フリーダム犬はいつから消えてしまったのかが謎です。
 オトナになっても周囲に動物と暮らしているヒトが不思議といなかった。わたしも尋ねなかったけど。

 それが20年位前に知り合ったジャギュア師匠がゴールデンレトリヴァ飼いの愛犬家でわたしにも「犬を飼いなさい!」との事。
 それもいいな(←よくない。師匠は音楽室ある豪邸+広い庭アリであってアパート住まいのわたしとは環境が違う)と思いアニマルプラネットで放送されていた『ブリーディングのすべて』という番組を熱心にチェック。
 そこで目をつけたのがボーダーコリーとブルテリア(右画像)でした。
 ボーダーコリーは一番賢い犬種ですし中型。ブルテリアはヤンチャですが躾さえしたらいい犬。

 しかし今でいう地域猫ボラもしてましたし何かあったら引き取ろうと思っていたので断念というか…
 それにしてもこの右画像のブリーの飼い主(獣医で会った)はちょっとどうかと思ったのが「本当はブルドッグが飼いたかったんだけど高くて。それでブルテリアにしたんですがやんちゃで…」との事。そんな事、本人に言っては残酷…

 ところで先日、大阪のカフェ(そこのグッズも販売している)に行ったのはネット仲間さん(舎弟S)がそのお店の"ジョルジュ'sG"のカップ&ソーサーを下さっていたので"ロル'sL"もと思い(下画像)…あと看板娘・スタンダードプードルのアビー嬢(左画像)にも会いたかったので。
 舎弟Sの師匠たるオーナー氏は美形の御仁でしたが、喋ると面白いヒトでした。

 でもでも本当に、その辺をうろつく犬がいなくなったのは‥
 わたしは動物が怖くないタチなので遊んだりしていたけど、動物が怖い人にとっては脅威なので淘汰された、或いはオーナーの管理義務が強化され「飼い犬」のみになったのかな?チビ犬でも散歩はリードがマスト。ハーネスも?

 ウチの前は市営のグラウンドになってい、そこでフリスビーやボールを投げて貰いダッシュして遊んでる(モチ、リードなし)犬ーズはラッキーな奴らなんでしょうね。

☆お二人さんのカップ&ソーサー⇒☆
 モチロン見せてやっているだけで実際に奴等が使うワケではありません!