真実は奇なり/ご近所クロニクル

 去年『我輩はジョルジュである』という我が愛猫ジョルジュが考えているらしき何かをここで27回程書いたのですが(若し興味があれば横のカテゴリの猫で!)その時に近所の猫に関しても勝手な性格設定で書いたのですが、それがわたしの知らないうちに展開しておりました。

←アニキ
 がらっぱちな虎。ジョルジュを勝手に「白黒」と呼び自分を兄貴分と設定。しかし話好きでいろんな噂話や飼い主らしき須磨子さんから毎夜聞かされる怪談をジョルジュに披露する。怪談の妙味の解らないジョルジュが科学的な感想を述べると「だから唯物野郎は駄目なんだ!」と馬鹿にする。その須磨子さんが怪談を仕入れる先はネットなのだが、彼女の弟で大学生の啓介は2chで猫を援護しているネラーらしいがアニキによると「なってねえ」らしい。
 ちなみに可愛いガールフレンドを自慢していたアニキであるが、振られたのかその姿は見えない。
 
 しかし現在、アニキはジョルジュに尻尾を巻いている(左画像)。ジョルジュの方が最近大きくなったからか、若しかしたら本気でやりあうと負けたのかもしれない。

マル→
 喧嘩ばかりする白灰猫。しかしパッと見は女っぽいのでジョルジュは「別嬪さん」と勘違いする。
アニキとジョルジュがいる所にたまに姿を現すとアニキの怒りを買い、撃退される。ジョルジュもそこに参加していた様子。しかしマルはジョルジュに話をしに来たりも。アニキの事は「噂ばっかで判断しているバカ」と語り、自分がどうして喧嘩をするかを語る。そこには不幸な生い立ちが隠されているのであるが、それ故かなかなか哲学的でもあり、ジョルジュとも仲は悪くない。

 現在、マルは恨んでいた飼い主の爺さんと和解したのか、あまりウロチョロせず爺さん家で暮らしている。

←亡霊/元祖ジョルジュ
 本当なら飼われるべきであった地域猫。周囲からは「ぼくちゃん」と呼ばれていたが、その生い立ちは出自は不明。あまりにみすぼらしいのでnadja5が飼う事にした途端、死去するという不幸にみまわれる。
 このイラストは名古屋で音楽活動をしているニセク檸檬の会長が描いて下さったものなのだけど、多分ナイスなあの世ではこういう感じかと、イメージの参考にした。ボクチャンなんていう弱っちい猫ではなく、生意気で偉い猫として。

現在、よくわからない。多分幸せ。

…というワケで猫達は其々なんとなく上手くいっているんじゃないかなぁ?