わたしの7年はカレの20年

 最近、ちょっとしたキッカケで昔読んでいた、或いは昔読もうと思っていた本を改めて読んだりしているのですが、これがもう恐ろしい程に難しい!昔…って20代前半なのですが‥マァ30年程前ではあるのですが‥内容は覚えているのに、それを改めて文章で読もうとすると、例えば1行を1回読んだだけではパッと理解出来ないのです。そもそも漫画ですら難しいというのに‥!!
 って、そういう読み方が先ずをもってしてあまりナイスな読み方ではないワケでここはザッと「どんな事が書いてあるのだ、この段落は」的に足踏みしていないで取り敢えず読んで、後でよく解らなかった所を読みなおす…みたいな読み方でいいのではないかと思い、そういう読み方に切り替え、時々メモをとったりという牛歩戦術なのですが、このメモをとるというのがまた!
 悪筆ではあれ自分の字は読めます、でも、老眼なのか近視なのかよく解らないのですが本にあるちょっと難しい漢字を書きうつすにも四苦八苦。なんという事でしょう‥と思いつつも、去年だか仕事に呼ばれたもののデッサン力が劣化していてゾッとし、愛猫ジョルジュのクロッキーを毎日したらちょっとマシになった如く、読書力、スナハチ「集中力」もだんだんと進歩するかな?

 そんな今日、ちょっと出先で見かけたのがこの『猫のきもちがわかる…』というヤツ。
 少し前に読んだジャクソン・ギャラクシー氏の本は余りにもカレの俺バナシだったので(でも今でもファンでTVは時々観てる)ムッときましたが、この本は漫画入りで読み易かった‥っていうか漫画の部分が割とどうでもよかったケド。
 
 ただ、読んで「成る程ね」とは思うものの物凄く「いまさら…」という気が!
 マイ愛猫ジョルジュはもう7才。人間でいうと40代半ばとかそんなのだという事。
 と、言う事はカレにはもうカレなりの人生観というかそういうものが出来上がっているのではないか…この左画像をご覧になって頂いても解って頂けるかと思いますがまず「爪は切らせないよ」というのは確固たるカレのポリシーですし、トイレは外でするし、病院は嫌いだし。
 でも、稲荷神社のグールドさんは20年、それもわたしが知る限り生きたのでジョルジュにもあと13年或いはそれ以上の人生(猫生?)があるかもしれない、いや、あって欲しいと考えればもちっと何かが出来るかも知れない。
 だいたいの所、わたし自身が今52才で40代の頃の事を考えるといろいろと変化していますし(ってコレはわたしが未熟だからでもありますが)。
 そんなわたしと7年間暮らしてカレは20年程(始めの1年で20才になるという事からして)をどう思いながら生きてきたか?
 これからもっと幸せになってもらうにはどうしたらいいか?

 そう考えると強ちいまさらでもないかな、とも思います‥ってジョルジュにしてみれば大きなお世話かもですが☆