アパートの理事長/ジョルジュ耳カットの犯人

 1ヶ月程前に失踪し、耳カットされて24時間後帰って来た我が愛猫ジョルジュ…
 さて住んでるアパートの次期理事長に任命…その話を一昨日の夜持ってきたのが2軒隣の猫ボラのマキノ女史で「この際、だから猫の権利を訴えましょう!」。
 この女史は会えば二言目には「猫の権利」と仰有るのだけど一番の戦犯はジョルジュを放し飼い状態のウチというかわたしであって猫の事でモメ事があったのはウチだけで何と戦っているのかがよく解らなかったりする。実質築35年以上=大震災を経ているこの5階建てのアパート。以前柴犬を飼っていた家もあるしペット禁止令なんてナイのではないかと思うけど。
 その時、ジョルジュが耳カットされて帰って来た話をすると「あ!それはあそこ!」と犯人を教えて下さいました。
 近所の廃自転車屋の隣でやたら猫飼ってる汚いガレージのある一軒家。

 そこで今日訪ねて行き一発言って来ました。
出てきたお婆さんは画像を見せると即・罪状を認めましたが

 神戸市として飼い猫は家の中で。外で首輪もなしにウロウロしてる猫はノラとしか思えませんし私はそういう子たちの去勢や避妊をずーっとしてやってるんです。ボランティアですよ?捕まえるのも大変。持ち出しです!確かにおたくの猫は去勢されていましたが、首輪もなしでは解らないので耳カットしました。検査等に麻酔はしましたよ?ちゃんと醒めるまで家に置いていました。

 うーんまぁ耳が痛いというかわたしも地域猫活動はしていましたから無責任な飼い主がいる事も解ってはいますが(わたしもだ)しかーし!
 予め去勢されている猫の耳カットは必要か否か?まして近辺は猫飼いの多い住宅地!
「その御気持ちは解ります。わたしも地域猫ボラやってました。しかし男の子は麻酔でショック症状が出る事もありますから予め血液検査となりしましたが…貴女ウチの子に麻酔されたと仰有りましたね…ウチの子は腎臓や肝臓の数値が悪いので問題です。あと24時間帰って来ないので警察や保険所、環境局にまで問い合わせしていました。そこで帰って来た飼い猫が耳カットされていた。これは遺失物破損、また財産権の侵害として刑事ではありませんが民事で訴えられたら貴女結構な罰金刑に課せられますよ…ご存知ですか?」

…まぁ言った所でジョルジュの耳は戻らないのですが(つか本当に悪いのはこっちとも言えるけど)