わたしは10代後半、某占い師さんに「西洋占星術」の手ほどきを受け、ちょっとの間アシスタント的なことをしたりした後、実際にお金を貰って占いをしたりした事があります。おおむね「異性問題」「仕事」でも中には「息子に子供が出来ないのですが」なんていうヘヴィーなクライアントさんもいました。でもわたしのリーディング(生年月日の惑星の位置をホロスコープという図面で読むことです)は概ね当たり感謝されましたが、そうなると「当たった！」というのでクライアントさんがアディクト(中毒?)になる事が多く、困りました。「明日会う人はどんなひと？」とか。イチイチ誕生日尋ねてリーディング依頼して来はるんです。
実際のところわたし思うに「占い」は神託ではなく「アドヴァイス」です。この人はこういう感じだしあなたはこういう感じだから「こうした方がいいかな」‥という。何が何でも占いに頼るというのは不健全だと思いますね。
そんな頃「血液型性格判断」というのが登場しました。わたしも本読んでみましたが「O型」がなんとなく悪く書かれていてムッとはしましたが、しかしコレ、特に男性には好評でした。西洋占星術と違ってカテゴライズが簡単ですし「キミは水瓶座だから」とか言うより「キミはA型だから」っていう方がなんとなく科学的ッポイ？でも同じ事なんですけどね。どちらにせよ非科学的だと言えば非科学的。ちなみにわたしはO型なのですが「これだからB型はなぁ！」ってよく言われました。それはB型の方に失礼！というか私の先輩ですごく真面目で仕事の出来る人がいましたがB型でしたよ？
ところで「星占いの本」みたいなのは駄目ですね。アレは太陽星座だけでみていますから。だいたいわたしは魚座ですが一番相性が悪いといわれる射手座さんばかりと縁がありました。そんなもんです。
