あの伊藤潤二が‥


 伊藤潤二といえば『富江』シリーズをはじめとする(幾分シュールな)ホラーまんがのひとですし、わたしもファンなのですが、これには驚きました!‥って、初めてコレを読んだのはもう3〜4年前でしたが、ギャグまんがだったのです。
 まぁ実際のところ、ホラーとして発表されている伊藤潤二作品とて、たまに「シュールすぎて」「これは‥笑うところ?」みたいなのはあったのですが、今作は本当にギャグ。
 かんたんな解説をすると「婚約者(後に入籍)が大の猫好きで、どっちかというと犬派だった主人公(作者)も猫に囚われてゆく」といった内容なのですが、とにかく「あの伊藤潤二」の絵柄で描かれていくので、とても面白い!
 特に、2匹の猫に対し、状況は違うのですが「か、貸せ!」というシーンに続くコマなんかが、なんともいえないです、面白すぎ!.............. あと、猫の絵があんまり可愛くないのですが、コミックスに収録されている写真を見ると、本当にそれほど可愛くなくてワロチwwwwwwww 奥様が撮ったとのことですが、もうちょっと可愛く撮ってあげればいいのにな、と思いました。