修行僧と、虎


 なんとなく「虎=インド」というのでちょっとこういうの(右図)描いてみたところ「年賀状よ!?何これ辛気臭い!」とマイ上司から一蹴されてしまいましたことよ。

「でも色塗ったら」と反撃するも「却下」の大コール。
 たしかに‥今、あらためて見たらなんか意味不明。
 いや、描いているときには「いい」と思っていたのだけど‥
←で、ちょっと活気のある虎を描く。
 すると今度は虎が虎に見えない。野良犬か山猫。こりゃやっかいだ!
 人間の体や骨格なら「実感」として細部の動きが解るし、道行くヒトビトの動作なんかでイッパイ勉強できるけど、虎となんて日常的に接してナイから細かい骨格の動きなんて解らない。
 デッサンとは対象者の身になれるかどうかが大きいし、わしゃ虎じゃねえ。
 そして猫でもない、っていうか虎以前にマイ猫・ジョルジュと暮らして1年半かそこらだけど、ジョルジュの骨格の動きを未だ把握しきれていない。
 背骨だけでも人間の倍はパーツがある猫たちの体の捻り具合ときては‥