微妙な所/スティーヴン・キング『デスペレーション』

 さて問題の資料(3期に亘る決算報告書+返済計画書+通帳コピー+法人履歴事項全部証明書)をあっけない程元本ファイル宅配便で送ってくれた上司。それはイイのですが西濃便だった為到着が遅く、税理士先生連は「とりあえず資料を見ないといきなり話も出来ない」との事で、今日はわたし一人で事務所に。
 でも寧ろそれでよかったかも知れない‥上司はまぁ今の業務の進行状況を詳しく話してくれたし、こういう部分はそれがどう売上げ(或いは支払)に出るかというの同業者でないと解り難い所があるからです。
 1社で全てが廻っているワケではなく元型は元型、チェーンはチェーン、鍍金は鍍金。そこでのマイ役割は企画とデザインだけですし社員として働いていた時だってそう。見積もり交渉なんて上司ですしね‥だからわたしがこうした資料を見ても何も解らない、だから税理士先生連に「こんな感じだけどどうですか?」と頼るワケで。
 さて、今日の上司との話に於いて判明したのは「株を買って」という事でした。心配していた株主やこの会社に会社組織を譲与した会社との関わりは全くない、それ所かそうした投資をしているから僕には負債があるんじゃないの!あるんじゃないの、って言われてもそれは知らんがな‥なのですが。
 
 そんな話だったのか、とその後、宝塚でH税理士氏とお会いして「へぇ!写しじゃなくて元本…しかし一昨々年と一昨年は黒なのに去年が一気に赤っていうのが‥商売傾いてヨッポドやる気失くしてはるんかな?こんな会社に投資する価値ないと言っても過言ではないけど‥ナザ美さんが株を買うなら半数以上にしないと駄目よ。で、M木さんは役員から外す事ね。」とのお言葉。
 うーん!そこが難しいんだけど‥上司=M木がサポートしてくれないとわたしだけでは動けない部分もある。
 でも投資する気は実の所あるし、半数以上は投資してもいいけど‥と言うとH税理士氏は「なら、今度T先生の所に行ってその辺の話もしましょう。司法書士さんもいますしそれ迄、この資料は持っておいて下さい」。
 うーん‥なんだか思った以上に大事?

 それはいいのですが、そんなこんなで最近なかなか眠れないのでS.キング『デスペレーション』を読んでいるのですが‥うん、面白い。面白い話なのですが20年前位に読んでるのに見事な程に話を覚えていない!
 ヘンな警官コリー・エントラジアンがヘンな事を言うのは覚えているけどその他・登場人物の事が全く…今、上巻(584p)の391p目まで読んで、スティブとシンシアのなれ初め(ヒッチハイク)何故そこまで親しいのかがもう解らない!わたしはエントラジアンのように壊滅しかけているのか…
 13日の金曜日はクリスチャンの厄日。そんな日に『デスペレーション=DESPERATION』=「絶望」なんて…わたしも大概です。