日曜の図書館/日曜の『ミナミの帝王』

 今日はかなりと久し振り、区営図書館へ。ちょっと調べものがあったのですが、お目当てに該当する本がなかったので古い江戸川乱歩の短編集を読んだり…しかしこの図書館もだけど、ちょっと大き目の本屋、例えば堂島アバンザのジュンクとか(ってもうあんまり大阪に行く用事があまりないし、あってもアソコは不便なので行かないケド)席がある所ってどうして男の人…というか結構ご年配の男性が席を占領しているのかが不思議。女性はさっさと用事を済ませて帰るしかない。まぁ、わたしも女性だけど(だから?)図書館の場合だと子供=親子用の席に座って平気ですが、男性は絶対に見かけない。親子スペースには。
 それにしても江戸川乱歩は子供の頃「明智探偵」モノとか「少年探偵団」モノを読んでそれなりに面白かったのですが、オトナ向けというか文庫の短編集とかに収録されている話は実に奇怪で「コドモには解らない」ものが多すぎ。かといってオトナなら解るかといえば…解らない。

 その後、4時からの『新・ミナミの帝王』にあわせて帰宅。
 いつ頃だろう、確かもう10年以上前などは10ch(読売)でほぼ毎週3時から放映されていて…ってそれは古い方、竹内力のヤツでしたが兎に角毎週放映されていたように思います。当時、名古屋の友人がいて、その子が車で神戸に遊びに来るのが日曜だったような気がするけど、その車に設置されている何ていうのか知らない(カーナビ?)小さいTVでいっつも『ミナミの帝王』をやっている事にビックリしていました。んじゃ別のチャンネルにすりゃいいのにさ。

 でいつからか『新・ミナミの帝王』で、こっちは8ch(フジ)。一体何があったんだろう‥普通シリーズ物は同じチャンネルでやるように思うけど‥しかし音楽もキャストも一新であるからして別モノというか版権が移ったのでしょうか?
 その新しい萬田銀次郎=銀ちゃんは千原ジュニア。あと沢木の親分が赤井秀和。そして事務所(萬田金融)が出て来ないでいっつも喫茶店。でも話の内容としては相変わらずというか安定の「勧善懲悪」。面白く無い事はナイけどなんだかスケールダウンして観えるのは千原ジュニアの「ぼそぼそした喋り(たまに怒鳴る)」というのもあると思いますが、ファッションが地味。
 竹内力は自分のオリジナルブランド(誰着るのだろうか?)のビックリするような出で立ちでしたから、それに比べたら何だって地味かも知れませんが‥以前、それこそ大阪・ミナミに『RIKI』のショップがあった時、上司から「見に行ってみたら?マーケティング・リサーチって事で」と薦められましたがアクセサリーの仕事に何の役に立つのか理解出来ませんでした(本当は本人が行きたかったんじゃないかな)。

 と、千原ジュニアを貶しているわけではありません。個人的にはジュニアの"銀ちゃん"の方が好きな位です。わりと漫画っぽくてもマシというか。
 今日の話も微妙に古い「オレオレ詐欺」がテーマだったのかな‥と思うと、違うというか「悪質な奨学金システム」が先ずは悪い!というのでその被害に遭った若者が自己破産までして‥と新聞ネタに。で、マスコミの人達がそのシステムの社長に詰め寄る所に銀ちゃん登場、で一席ぶつ。
 その後、舎弟に「東京ばなな」のお土産を渡すシーンがあって舎弟は「東京に何しに行ってはりましてん、アニキ!」‥って言うのだけれど、これにはちょっと笑いました。銀ちゃん‥態々東京まで一席打ちに行ってたのか…