ドッジボール

 なんか最近アホくさい映画しか観てナイような気がする‥「夏バテで食欲をなくす」という前代未聞の状態から鑑みてもかなり調子が悪いのかも。だいたいアメリカのB級コメディなんて私のお笑いテイストからしたらアウトなのに!だのに涙が出る程の大笑いをしてしまったなんて、もしかしたら重篤な病を患っているのかも!と、思う位にオモシロかった『ドッジボール』、それは多分にヴィンス・ボーンのせいかも‥このヒトを初めて観たのは『ザ・セル』でのクールな刑事役‥と書くといかにもそれ以降大ファンかの如しですがそんな事は全然なくって今回の(変人しか出てこないような)バカ映画で「あのオトコマエがねぇ...」というので。このヒトもここでは結構バカ。一番笑ったのは美人女弁護士(当然コイツもヘン)に手書きの"背中マッサージ券"を渡したトコ。ガキが母の日に"かたたたきけん"を渡すというカルチュアがアメリカにもある、と推測した瞬間です。あとカルチュアといえば「ドッジボール」のルール。私も小学校の頃、結構燃えた覚えはあるのですが、全く違う。詳しくはこの映画の公式サイトにありますが、どうやら「アメリカン・ドッジボール」ってあるみたい。ところで主人公はベン・スティラー演じるマンガちっくなマッチョ。主人公だけど「ところで」扱い=こういうノリにはやはり付いて行けません。