年下のヒト

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 梅雨、鬱陶しいですね…でもカラ梅雨で水不足になるのも困りもの。わたしもイヨイヨ傘をさしています。
局地的には大水害にみまわれているというのにノンキな事いうな!かも知れませんが、天災だけはなかなか…COVID-19のワクチン未だか?というのも。東京都知事選にはちょっと驚きました。
 個人的には小池さん再選以外は考えられませんでしたが、それは消去法からしての事、何に驚いたかというとその他の「え…」な人々が結構得票していたという事態に、です。
 わたしはノンポリ(古い言葉だ)ですが、それには理由があり、若い頃中核派シンパの活動に参加したり新右翼(民族派)の活動に参加したりしてみてどっちもどっちだと感じたから。

 さて上画像ソン・ガンホ主演『タクシー運転手ー海を越えた約束』という2年前くらいの映画
です。
 ちょい前にWOWOWでやってたのを観ましたがちょっと解り辛いトコが。今度はアマプラで上がってたのでゆっくり観ました。
 簡単にどういうハナシかと言うと韓国光州で軍事政権が人民を弾圧している、それを日本で知ったドイツ人ジャーナリストがソウルから光州へ取材に行きたいので割と高額でタクシーを頼んだ。その話をきいたソン・ガンホ運転手が金に困ってて仕事をチョロマカし光州へ、と。
 ガンホ先生はオトボケ役。

 光州事件はそれこそ中核派シンパとして"反日武装戦線・狼"の支援大会で知り合った人から『光州だけが光っていた』という本を貰って知っていましたがコレが実話だとしたらガンホ演じるタクシー運転手こそはそこで何が起こっているかに対して実に無関心。

 この映画が何を言いたいのか?それはよく解りません。わたしとてガンホ先生の間抜けっぷりを鑑賞したレベル。
 安かったサンドイッチ用のパンとマヨネーズ&辛子のみのハムサンド(右画像)をお供に映画として「ふーん」。
 何故2年前という時期に40年近く前の事件を韓国で映画化したのかが謎ですが、今何か韓国できな臭い状況でもあるのでしょうか?

 ちな"年下のヒト"というのは主演/ソン・ガンホ氏がわたしより年下という事に何度も驚くからです…多分妹さんと同い年?