忘れ物/ショーシャンクの空に/渇き

 2004年頃、もうイヤだと思っていたデザイン仕事に再就職したのですがそれ迄はAPPLEを使っていたのでそこのうゐんどうず(XP)に当初戸惑。でも慣れると便利、まして家で使っていたPCが偉そうにAPPLEとは言えPowerBook/G3「OS/X?そんなの無理ですねハハハ」という状態。このはてなダイアリーも難しいありさまでしたので(初期は画像もない!!)中古のWIN-XPのノートを買いました。パナソニックのLet'sNoteという。今も生きてます。

 その中古Let'sNoteというののDISC-DRIVEに入っていたのが『SHAWSHANK REDEMPTION(ショーシャンクの空に)』のDVD(右画像)
 S.キング『刑務所のリタ・ヘイワース』が映画化されているのは知っていましたが、小説の方はかなりしんどいというか読んでいて辛かったので1回しか読んでない気がする…そんな訳で映画も観ていませんでしたが"タダなら観るに吝ではない..."と、どこかのウッカリさんがノートを売る時入れっぱにしていたDVDを観ました。
 小説の方のイヤな部分が比較的あっさりで(小説では最後にレッドがアンディんとこに行くにも一悶着あった)コレはいい映画だなぁと思いました。
 今でもたまに観ますが、ただ思うのは刑務所に長年いて老眼になったり額が後退してたアンディがラストで物凄く若返っているのがちょっと。
 あとこの"REDEMPTION"というの株の償還・弁済の意味でよく使われるけどキリスト教では"神の贖い"とかそういう意味もあるとか。でもこの話の場合はショーシャンク刑務所からの償還があってるかな?
 小説よりイイ。どっかのウッカリさん有難う!

 話は換わって動画を検索していて『渇き』というと役所某のが出てきますが、韓国の『渇き』がちょっと変わった話で主演のソン・ガンホが個人的に好きな事もあってレンタ落ちのDVD持っているくらいです。
 基本ヴァンパイアものです。ただやたら"神父と人妻の〜"とか広報イメージもあってエロを主張していますが、純愛ものでしょう。人妻とはいえドレイ的扱いを受けていた、そして多分逃げないように靴も履かせてもらっていなかったテジュ。かの女が逃げ出した時、サンヒョンがそのはだしの足に靴を履かせてやるシーンがある(それが切ないラストにも効いているのですが)神父役という事もあって黒衣(たまに修道衣)で無口なソン・ガンホはやっぱりカッコイイ。
 割とイイカゲンなニキ的な役が多い(『殺人の追憶』なんて笑う)けど『JSA』での渋さ!元・海外部隊から歩哨に…というよく解らん、北鮮の兵隊役なのですがこれもよかった。北鮮といえば『義兄弟』という映画でコレは本当に美形のカン・ドンウォンと共演していたのですが、デラックス配役。コレは面白い話。ちなドンウォン君は北鮮のスパイ。
 ただ以前WOWOWで観た『レッド・ファミリー』でも思いましたが韓国の人は北鮮の事をどう思っているのかが謎。
 20代の頃企画室のデザイナーで働いていた時、韓国のメーカーに下請けを頼もうとなり英語が喋れるというのでわたしがその接待に同行していたのですが、その会社のデザイナーの女の子と仲良くなりよく喋りましたけど
「韓国で知らない人の家に行く。そこで写真撮るからバンザイしてと言われる。すると後のカーテンが開いてそこに金日成の額があってね、スパイにされるから怖いですよ」
 ホントかよと思いましたが、後々韓国映画を観ると北にアレルギーがあるのかなぁ?しかし本当は仲良くしたい、しかし仲良くしたところで得るものはマイナス的な?