雛祭り!?

 わたしは長女かつ両親の家にとって初孫だったのですが、生まれた頃はアパートというか下宿のような所に両親とくらしており(右画像)多分、雛飾りどころではなかったかと…というか赤ちゃんですしこの住居の事も当然記憶にありません。後に母からあそこがさと教えられて一軒家の2階に下宿してたのであろうと。勿論、それは結構オトナになってからです。

 で、子供が出来たしというのでもう少し広い文化住宅の1階に移転、わたしの幼年期の記憶はそこからとはいえ雛祭りとか雛飾りの記憶はありません。
 父の考えでは男の子が欲しかったからかも?しかしアップライトのピアノを買ってみたり貧乏なのか何なのかよく解らないのですが、高度成長期だったのと画像の背後に写っている『特別料理』という小説のグラフィックで賞をとったり何やかやで某・興業に雇われたりで経済的には父も成長期?
 その文化住宅が母方の実家=雑貨屋の近くで奥の物置にて猫と出会い猫好きになったかというと、当時は野良犬もウロチョロしていた時代。父方の実家は小さい公園の前で雑種の犬と近隣の猫が出入り自由という環境だったのでただ別種のお友達(左画像)。画像は2〜3歳くらいの頃だと思いますが、このいでたちは…まぁその頃近隣に同い年の子といえば男の子ばかりでしたしウルトラマン全盛の時代でしたからお人形遊びというと樹脂製の怪獣人形。
 遊んだのは主に文化住宅の隣にあった原っぱ。

 その後、これも近所に出来た2階建て1軒屋に引っ越したのですが、そこで初めて雛飾り(ガラスケースに入ったコンパクトなやつですが)が出現したような…単に覚えていないだけでそれ迄にもあったのかも知れませんが。

 ところでピアノの方は嫌々でしたが小学生になりソナチネにステップアップしてから好きになり自分で楽譜やピースを買うように。そこで"才能あるんちゃうか"と早合点した母からテューターをつけられましたが時既に遅し。もっと小さい頃からソルフェージュとかやってないと…

 ちな、何で父がわたしにピアノの勉強をさせようと思ったかというと「女の子だから宝塚、せめて宝塚音楽学校に!」という無茶な野望を抱いていたからだそうです。
 しかし右上の画像。何ですかこの髪型…赤ちゃんとはいえもう少しなんとかならんかったのかと...セサミストリートのパペットみたい。
 父はずっと職場でこの写真を飾っていたらしいですが、自慢は若い自分と賞とった作品でしょう!