不審者あらわる!

 猫をどうしても駆逐したい…そういう人々がいる。その理由は様々ではあるけれど、まぁ理解出来ない事もありません。わたしとて昆虫は嫌い、でも目の前に来なければ好きに生きてくれたらいい…好きな人は好きでしょうし。

 そんな今日、ウチのアパート'sパーキングに不審者が!
 わたしが買い物から帰って来るとジョルジュ・バタイユが(来なくてもいいのに)迎えに出てくる…まぁココが問題アリなのですが…家猫は外に出すながマナーとされていますから。
 自転車を停めているとそこにいた男性が
「ここ、猫がいますね」ときた!
 そりゃ目の前にいるからいる。
 話を聞くと「この辺は猫が多いんですか?」とかそういう事を言う…多いも何もウチ・アパートの周囲は一軒家が多く、猫飼いさんも多いし地域猫ボラも多い。神戸市に認可されている組織であるからして知らないならモグリというか、基本この近辺には飼い猫しかいない。
 で、G.バタイユは去勢済みだという話をすると
「でも、耳カットがないですね?」
 耳カットは地域猫TNR(TrapNeuterReturn)の証明にするのであって、家猫にはしませんは、という所でその男性は「詳しいんですね」。あなたが無知なだけですよ。そこで…

「いや〜貴方みたいにお若い方はご存知ないかも知れませんが、阪神大震災というのがありましてね、95年だから22年前?その時に逸れた猫たちがH地域に群れておりまして、わたしは地域猫活動という言葉もTNRが知られる前から活動してましてH地域で去年最後の1匹が死にました…時間はかかりましたが殲滅活動に成功です、ハハハ」
 と、わたしが愛想よく笑うと男性は「はぁ…」と去って行きました。殲滅という言葉の意味は解ったでしょうか?
 とても残酷な言葉ですが、しかし地域猫活動の本質はそういう事とも言えます。殲滅は言い過ぎですがそこに居る子は給餌もしますし、里親探しもする、でも最終的にいなくなる為にやるのが地域猫活動です。
 
 30代・カジュアル(割とオサレ)・デイパックの男性さん。
 多分、猫飼いの多いこの地域で物凄く猫が嫌いでちょっと変わった婆さんがいるのですがその関係者だな、と。「通報が」などという言わいでもな一言がありましたから。
 ↓

 猫飼いラヴァーズの地主さん達の中にその家はありまして、実は問題物件で長いこと空家だった所に引っ越して来たその婆さんは「問題=猫」とでも思っているのか、態々保険所からプレート(動画にある黄色いヤツ)貰って来て玄関に設置。
 近隣では新参者もいい所なのですが、喧嘩を売っておられます。
 さりげなく話をした事があるのですが、結構無茶苦茶なライフストーリーでしたので"コイツは駄目だ"と思いました。無視するに限るタイプ…
 それは兎も角、今日の不審者。
 次に来たら不法侵入でやんわりとそれこそ通報かな?パーキングであれ居住者ではない人物が立ち入る事は通報案件です。

  そもそも地域猫に関して警察も保健所も動きませんは!