David Bowie "The Heart's Filthy Lesson"
今日、母の病院から帰って来ると妹総書記が「デヴィッド・ボウイ死んでんて?知ってる?」‥知らんよそんな事(母の病室ではたまにAMラジオで割とどうでもいい世間話的ニュースが殆ど)‥つか妹程ボウイとあまり関係ないヒトはいないと思うのになんたるいいぐさ…
で、ネットを見てみると本当だった。その享年が69才というのに驚きました。
わたしはそれ程ボウイのファンではなかったのですが、でもわたしがファンじゃなくてもファンは多かったし今さらファンになってたまるかみたいな?もの凄くヘンな感慨だけれども。でもまぁ音楽的に好きじゃなかった。あんな名曲もこんな名曲もある、でも、中学生の頃のわたしはハードロックやプログレが好きだったからあまり範疇でなかったような。っていうかわたし如きには解り難かったのかもしれない。何ていうか…ボウイが何を演っているのかが解らなかった?
そんなわたしが今、唯一持っているボウイの音源は『HEROES』の、それもカセットテープ。あとTinMachineもあるけど、結局これ位解り易くなったボウイでファンとは言わないまでもカッコイイと思いました。どっちも古いけどかれのキャリアからしたらそれでも後期?
とは言えレコードなりCDなりを買おうという所までは行かなかったのですが、デヴィッド・フィンチャー監督映画『セブン』のエンデングトラック"Heart Filthy Lesson"(上ツベ引用)があまりにステキだったのでそれが収録されている『OUTSIDE-The Nathan Adler Diaries:a hyper cicle』というアルバムCDを買いました。うーん‥
(映画といえばデヴィッド・リンチ『ロスト・ハイウェイ』のオープニングトラック"I'm derranged"のボウイもなかなかよかったけど‥というかD.リンチの映画のサウンドトラックはそれだけで凄くイイのですが、これはアンジェロ・バダラメンティという作曲家もいいけど上手く他の作家の曲を入れていて『ロスト・ハイウェイ』では元・マガジンのベーシスト、バリー・アダムソンがイイ曲を書いています)
…書けば書く程、わたしがそれ程デヴィッド・ボウイのファンではなかったという話になっていく感じなのですが、でもやっぱり一時代を創った巨星ではあったと思うので69才での他界は夭折でしょう。Rest In Peace。
しかしこの地球上にデヴィッド・ボウイというヒトがいるかいないかで、何かが変わってしまったように思う。