ゼロ・グラヴィティ…地球は美しいケド、なんだこりゃ?

 高所恐怖症だし閉所も苦手、それに乗り物酔いするクチというので遠慮していた『ゼロ・グラヴィティ』ですが、本日WOWOWでやってたので観てみました。
 始めのシークエンス=船外活動する3人はともかくバックの地球が美しかったです。そこは本当によかったです。でも宇宙空間でこんなにノンビリ出来るものか…未来の話なんだな‥などなど思っているとイキナリ「ロシアがミサイル破壊した衛星船の破片がやってくる!危ない!」という。そんな事ありますか?と、いうか、それこそゼロ・グラヴィティ=無重力の空間で特定高度を保っている人工衛星が破壊されたとしてもその破片が高速度で飛来するには起動力が必要だと思うのだけど‥ナドナド思っているとやっぱりいろいろとオカシイ。本戦から離脱してしまったストーン博士とコワロフスキーさんがあまりにも悠長なのですよね‥これは始めっからですがテンション低すぎ。
 そしてストーン博士の冒険が始まるわけですが、なんだかもう「ココ宇宙ですか?」な展開…『2001年宇宙の旅』の方がヨッポドにリアルだった。その辺はここに詳しいです。↓
     ゼロ・グラヴィティについて
 あと何としても地球の湖に脱出したストーン博士の楽々脱ぎっぷり+泳ぎっぷりは『ピアノ・レッスン』の終わりのシークエンスを思い出させてくれました。全然、科学的じゃないのですよね‥まして地上に立ってスグに歩き始めるとは!それこそ地球のグラヴィティを考えればそんな安直な事ではないと思うのですが!
 それとコワロフスキーさんの突入シーンはジョージ・クルーニーの顔を出す為だったのでしょうか?駄目だし、と思いましたが‥