太陽系なんてそれでもショボイ!

 わたしは科学者でもコピーライターでもないのですが、以前の職場での企画仕事で「太陽系惑星」に関するデータを任されました。企画テーマは「太陽系の旅」。各惑星の資質を調べ、そこに旅するなら「見どころは」「どんな準備が必要か」というのを書けと言われたのですが、そんなの無理ですよね!
 例えば木星なら大赤班が見どころですがその風速とか考えると衛星から観察しなくちゃいけない、その衛星の状態から考えたら云々等々みたいな事をいろいろ書きましたがちゃんとした宇宙科学者からしたらどうやったやろうと思います。
 例えば金星のオソロシイ状態が、しかし地球の過去はこんな感じだったとか、あのボンヤリ砂漠っぽい火星には地球の深海より切り立った峡谷があってその距離はアメリカ3/5くらいあるとか‥でも土星以遠、天王星と海王星はコジツケが大変でした、似たようなガス惑星です。冥王星はしかし氷があるとか衛星が同期だから永遠に同じサイドしか見れないとか‥とはいえそんなの本当かよって書きながら自分でも思いました。Wikiと首ったけでいろいろ調べたとはいえ実際に誰も見ていないことですから!
 でも、「太陽系」なんて宇宙の中ではおそろしくチッポケなんですよね。地球の日本のどっかのおうちのハムスターのケージ?もっと小さいかも?そのチッポケな太陽系の隣の惑星・火星にすら人類は行けないのですから‥そういう事を考えるとボンヤリとしてしまいます‥