今日はジュエリー屋の社長Ｉ氏がバイヤー女史を連れてやって来た。
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「最近はもうジュエリーあかんしねぇ〜コスチュームもやろうと思っているんやけど、サンプル見せてくれへんかなぁ？」
...そう言って、Ｉ社長氏がウチにやってきたのは去年も末の頃。
安直な発想のマイ上司が某通販Ｓ社から返って来てた在庫商品を見せると「これではちょっとなぁ」。そりゃ私だってそう思うわ‥Ｓ社商品なんて全くのファンシーアクセというか、殆どがプラスチックと安いチェコガラス、それも定番色のものばっかり。
そこでマイ上司が私のやってる百貨店向けのやつ見せると「ああ、こういう感じ」。そりゃそうでしょ。
ちなみに百貨店向け商品は通販雑誌向けと違い、数が少なくてもいい(っても最低20本〜だけど)ので特殊なパーツ、天然石やドイツガラスみたいな"在庫が危ない"ものも使えるから見場がイイ(第一そうじゃないとチョイスされない)ので当然のことだったりもします。
と、いうワケで今年に入ってからオリジナル作成に集中していました。
はつ恋なんてファックオフさ、それに「君じゃないと」ってので爆発するわたしです。「調子悪いんちゃうか」って心配してくれたひと、サンキュ、実はこういう仕事で燃え上がっていたのです。
マイ上司が「朝、早めに出て仕事するから昼休みを10:30〜13:00にしてクレ。ビリー行きたいんで」という私のワガママを受け入れた理由は「適度の運動はパニック障害＆抑鬱にいいから」というタテマエもありますが、この仕事のためだったかも‥
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ちなみに自称『ナニワのココ・シャネル』のワタクシ。
自惚れるにも程があると思われるかも知れませんが、それ位の気持ちじゃないとオリジナル・サンプルを作ってお客様に営業なんて出来ないっての(@猫村さん)!!.....でも、本当はやっぱり不安。
今日も10:30からビリー行ったのですが、内心、ビクビク。
サンプル１６点じゃ少ないんじゃないだろうか？.....それどころか１点もチョイスされなかったらどうしよう？.....そんなコト考えてたら自慢のローキックもしおしおのぱぁ。体力もクソもあったもんじゃありません。
そして午後１時過ぎ、Ｉ社長は女性バイヤー２名連れて(これ想定外)来社。
アクセ盆(内側にヴェロアの貼られた専用盆)をまわし見ながら無言のお客様方の横で直立不動のわたくし。そして年長の方のバイヤー女史が「これ、私が欲しいわぁ」とピックアップしてくださったのがロングタイプのシャンデリア(画像上)。
そしてなんか空気が和んだ感じ、最終的に１２点チョイスしてもらえた(画像左)！
やったね、私！‥でも緊張のせいか、Ｉ社長御一行が帰りはってからやる気ゼロのすけ。
