ドイツ居酒屋

 神戸とドイツとの付き合いは古いみたいです。本来港町なのでどちらかというとドイツ系ユダヤ人と、の筈なのですが(手塚治虫『アドルフに告ぐ』でもそういう件が描かれていたようにも)。でも大戦中、ウチの近所の某私立進学校がナチスドイツと親交が深く「オープンカーに乗った親衛隊がカッコよかった」とはマイ父の話。ほんまかいな‥私を喜ばせようと思ってパパ嘘言ってませんか?‥ それは兎も角、しかし今でもドイツ人学校とかある(インターナショナルスクールとは別に、わざわざ)という事実からしたら嘘でもないかも。
 で、金曜の夜行った店は「本格ドイツ居酒屋」、ビール苦手だしな−と躊躇すると「いや蒸留酒もある」との事でGO。あんまり食べ物にヴァリエーションないけどまず出て来た「ソーセージ盛り合わせ」で充分な感じデシタ。ただこの店のザウアークラウトは刻んだ薫製肉(有り体に言ってベーコン厚切りコマギレ様)と和えてあり酸味に塩味もあってすごく美味しかった。そして問題の蒸留酒はシュナプスかなんかいう名前で軽いヴォドカみたいな感じ、小さいショットグラスで供される。で、一番ライトな感じのビールに投入して飲むとイイ感じでお連れのUと愚痴×飲み、愚痴×飲み、愚痴×飲み‥記憶喪失。