三天翔

 ウチの中国製"オモチャ"オーディオ『チャン氏』はクソ生意気にもCD選びやがる‥とは前にも書いたように思うんですが、キッチリ三天翔はハネられました。コルトレーンをハネ、マーク・マーフィーをハネたチャン氏からハネられた三天翔は、しかし聴かにゃなるまいってんでCD/MDプレイヤーを連れて来ました。で、一聴何だこれは!です。上手く言えないけど「そうそう、私は本当はこういう音楽が好きだったんや」と、このゲスな私をして思わせる位に上品な想像力をひろげさせてくれる音楽。例えば私はパンクロックやファンキー系等好きなんですが、その好きっていうのはたまたま恋した相手がそういうヒトだったからちょっと我慢してでも好きになろうみたいな所が突き詰めて言えばなきにしも非ずだったんじゃないかな‥っていうか、そういう部分があったと気付かずにいられない位に自然に好きと思える音楽。だから劇的な恋ではなく久し振りに友人と再会した時のような感じです。コッシャンと高野山に旅行した時のような気分というか‥と、個人的な経験のどこかに流れていて普通な、でも美しいメロディです。普通に、本当に誰にとっても「美しいどこか」に当てはまる音楽。あ〜しかし私ではこの感じ表現するの役不足感100%!しかしこういう音楽を創り歌えるid:shibayohさんはもう‥(あとボイジャー2号には泣きました。ぜーったいこういう事思ってる!でも多分太陽系から外れて逆に今頃スッごく楽しい余生送ってるかも‥『2001年宇宙の旅』じゃないけど外宇宙では何があるか解らないわけで!)