キャシャーン

 えーっと、途中から気付いて録画し始めた私も悪いだろう。もしかしてそれ迄の30分ですっごい説明的展開があったのかもしれない。あるいは『キャシャーン』の物語的骨子は国民的コンセンサスあるとか?とにかくその失われた30分の後20分位でやっと!暗黒舞踏みたいな一群が研究所から逃げ遂せた新造人間達と判明。そしてそっからは一気呵成にお話が解り易い。まぁ人間に逆恨みする新造人間と、あとイイモノの新造人間がいてここから闘いが始まるという事みたい。でもワルモノも愛する能力があるという感じだし‥多分最後まで観たらウルウルなんだろうな。あとイイモノがなかなかキレイだ。って「イイモノvsワルモノ」という二元論で思い出すのは中島らものエッセイにあったエピソード。ルイ・マルの『鬼火』を氏が友人と観に行った時、その友人が「ところで中島、どっちがワルモンやねん?」と尋ねたという。私もどっちかと言うとそういう発想しがちなんでかなり笑えた。で、『キャシャーン』だけどやっと「イイモノvsワルモノ」判別したと思いきや政府内乱‥ってこっちはもう少し解り易いんだけど、斯様「ワルモノ」が多いと絶対泣く話になるだろうな‥と、とりあえず目星がついたんで続きは明日以降。