Aさん・ピン曲げの技術

 掲載決定し、もうカタログ向け撮影も済んだ商品をお客様から一旦返却して貰ったのは「もう1サイズ追加して下さい」という要望があったから。そしてその商品=リングの製造にあたるのが私をココに紹介したAさんで、今日の午後遅く彼はのんびりとやって来た。のんびり...ってのは殆ど「どういう形でサイズ追加するか」というアイディアは私もAさんも明確な共通ヴィジョンあったから。別に既存商品眺めながらやる程の事ではナイという意見(@部長)もあったしソレ正解なんだけどまぁ念には念を入れてかからないとウルサイ検品係はちょっとした事でも偉そうなケチつけてくるからさ!
 そういうワケ、Aさんはマイ・工具で既存のモノより少し大きいリングの作製を始めるのだけど本当にキレイにピンを曲げる。それも私が普段使っているペンチとは違う見た事のないクチで。もしかしてそのペンチに秘訣があるのかと尋ねると「いや、やっぱ慣れと思うで...後でSさんもやってみ?」。で、リングはあっという間に仕上がり、私にその技術を「教えたげるわ」。で、「このペンチ高い?」「高くはないけどあんまり売ってないわ、見付けたら送ったげるよ?」「でも使いこなせるかなー」etc,etc...とやってるとイキナリ部長「それ、どんなペンチ!!!!」とイキナリ登場(爆。
 これはかなり不思議なんだけど以前の職場の頃からAさんと私が一緒に何かしてると周囲にはスゴく「楽しそう」に見えるみたいで実際曾ての上司から「キミは私情を仕事に持ち込んでないか!?」とまで言われた事がある。でも本当の所、私とAさんはレズの女とホモの男のような感じで気が合うと同時に気が合わないのが事実、こういう感じって上手く説明出来ないのが困るんだけど。
 件のペンチは部長も(なんと)持ってて「あったあった!ほら、Sさん!これ使ったらいいよ!」との事。はぁ、使わして貰います...