劣化ウラン

 なんか昨日私が銭湯に行き齋藤さんの事を考えてる間に世間では劣化ウランへの問題意識に着火されたようだ。実際劣化ウランの武器流用は'91年の湾岸戦争の段階で問題視されていた。ただあの時はイラクvsクェートの問題というコンセンサスがありアメリカの立場がうやむやにされていた為あまり一般に語られなかったように思う。しかし今回のイラク攻撃。これに対して日本人こそは最も大きい声をあげるべきだと思う。だって歴史上『原子爆弾』を投下された国は日本だけじゃないか!そりゃあパールハーバーで奇襲かけた日本は悪いだろう。そして多分大陸で三光作戦とかあっただろう。でも『原爆』はないだろう、と思うのだ。そもそも日本は資源がない国だから無理な戦していたし枢軸同盟のイタリアではパルチザンが勝利しムッソリーニ政権は倒れ、ナチスもロシア戦で弱体化してた。ハッキリ言って枢軸側はもう負け戦してるの目に見えてるその段階で『原爆』ってのにはそれ以前に対人的効果確証得られないでいた原爆投下への『人体実験』したかったからとしか思えない。実際原爆開発者はドイツ人でナチスからアメリカに亡命した人物らしいからまぁナチスよりましかとは思うけど結局そのターゲットになったのは日本だ。そして武装地域でも何でもない一般市街の人民が何十万人と殺されているんだ。それも歴史上初めての原爆で。それも人体実験のレベルで。もし私達が劣化ウランの問題を本当に問題と認識するならその事をしっかり考えていくべきだ。これは他山の火事じゃない、まず私達は安直なアメリカの無謀で原爆を落とされた唯一の国の人民としてまずアメリカに対する姿勢を決めるべきだ。そして首相がアメリカで「中国とか韓国がボクの宗教観に関与してくるのはどうよ?」と"アメリカは認めてくれるよね"的姿勢で今年も靖国参拝するっていうアホくさい事を許してる私達の姿勢も考えるべきだ。私たちはもっと深刻に自分達の立地点を認識すべきだと思う。