高野山旅行/続き

 朝の勤行はAM6:30からです。私は久し振りにイヤな夢を見て寝汗かきまくりで何度も目覚めつつまた寝てはイヤな夢、その繰り返し。ところで私が眠りの中で見る夢には性的なモチーフと戦闘的なモチーフしか無く性的な色合いが強いとなんかぼんやりとキレイ、戦闘的な色が強いと「バイオハザード」系。その為、どう転んでも面白い。勿論、夢見てる間は結構苦しいんだろうけど目覚めて後 "‥いいもの見た"とも。

6時半から本堂での勤行

オモロかったのは鼻詰まりが立派な袈裟着てちゃんとお経を暗唱してた事に加えシンバル*1担当してた事。あと昨年から高野山が世界的文化遺産に認定されたせいかちょい偉そうな坊主が「高野山とは」みたいなトークを披露していたのも‥

朝食

 山菜の佃煮に漬け物、海苔、あと味噌汁にひろうす*2の煮付け。ナイスなおかずではあるがなんとご飯が器に一杯きり!おい!昨夜じゃなく今朝こそご飯お櫃でくれよって‥思ったけど一杯で充分デシタ。ひろうすの煮付けと味噌汁で満腹。ご飯もその器、茶わん2杯分はあったみたいです。全部喰いましたが。

奥の院

 食事のあと、だらだらしてても仕方ないし‥ってんで私達は宿坊をチェックアウトして徒歩で奥の院を一の橋から散策。本当に霊山だよなって思いつつ私とコッシャンはかなり下らない事を喋りつつ御廳前橋まで。ところで私が基本的に『無神論』で『ノンポリ』のスタンスでいるのは社会生活を送る上ではそれが一番と思っているからで、でも本当は『アニミズム』に近い感覚で生きているし弘法大師=空海師はあらゆる宗祖の中でもかなりクールでカッコいいと思ってる。金持ち一族の子でその上天才でやる事デカいなんてもう時空を超えてラブです。だから御廳前橋に立ちカレがお迎え下さると思うとキャーな感じ!例えて言うならM.マンソンのライブで"FightSong"唱和するファン魂に似たような気分です。実際お参りして帰りにココで"お大師様、ここで失礼します"って合掌する時、やっぱいつも涙が出そうになる。そして私のこういうお大師様情報はそもそもコッシャンから教えられた事、でも彼女は基本的にクールだ。

お土産

 高野山土産なんてみうらじゅん言う所の「いやげもの」多しなんで微妙なんだけどココでもコッシャンのアンテナは確かで胡麻豆腐と和菓子の店の適格なトコを昨日の段階で見極めてい、胡麻豆腐も和菓子も「生」系を躊躇なく買う。片や私はと言うと "胡麻豆腐、生がウマイのは解るけど私以外にファンいないし最低ロット6ケだしそんなに一気に喰えないし‥"云々と愁巡(って程のもんか?)。で、結局真空パックの買うんだけど正に「バカの考え休むに似たり」。まったく先人は上手い事言うもんだ、って胡麻豆腐レベルで引用されたくないかも知れない。あと、最後まで迷ったのは『カワイイ顔した修行僧の置き物=高さ20cm』をサダ嬢に買って帰るかどうかなんだけどヘタに喜ばれたら困る(まさかと思うがサダはそういう想定の範囲外なトコあるのだ)しやめた。

帰途

 帰る私達と入れ代わりに入山する人が多いのに驚く。世界遺産効果だろうか?マイ・シークレット・リゾート高野山もバタバタしないといけない観光地になるかと思うと少し残念だ‥ってコレたまたまGWかかってるからとも。そして私とコッシャンは市街に戻るにつれ思いっきり下らない話に堕ちていく。私のスガシカオ擁護に対し「声はイイけどまさかあの顔イイと思ってないよな?」と突っ込む彼女だがしかし「私はあえて言うならトライセラ・トップスの小田君はまだ許せると思う」というのも私として容認しにくい所だ‥って言うか30年前の私達が将来こんなアホくさい事話すようになると知ったらビックリだろう。さて、あと10年後私達はどうなってるだろう?

*1:みたいなヤツ、正式名称不明

*2:別名:ガンモドキ。ちなみにひろうすを漢字で書くと飛龍頭。たかが具入り厚揚げモドキがすごい名称