G社のFさん

 今の私が意図せずしかしなんかダラダラしてしまっているのは殆ど一通りの提案が終わってアトは商品化のフォローのみ、という段階にあるからだと思う(実は1件残っているんだけどコレは自分でもじっくり時間をかけてやりたい仕事なんで羽毛布団で寝かせている感じ‥なんて言ってたらきっとヤバい事になりそうなんだけど)。こんな私に喝!を入れてくれるのは仕入れ先G社のFさんだ。そう、ちょっと前に営業廻りのついでにウチにも寄ってくれ、そのお陰で温いランチにありつけた若くてかわいいカレである。彼は恐ろしく小心というかちょっとした事にもオロオロとするらしく連絡してくる。しかしコレは寧ろ歓迎すべき事というかそういう彼だからこそ今動いてるマイ・オリジナルの担当にしたわけだし。まず私がココで仕事するようになってからココの担当はずーっとS某というちょっと偉い人の分腰の重いヤツだったし部長の覚えがメデタクなきゃ私的にはとっととG社を切ってしまいたい位の気分でいたし向こうにしても「やってらんねー」な気分でヤツの部下たるFさんをウチのサブ担当にしたんだろうがナイス采配!前にも書いたけどまず見た目からしてイイのだ。犬で例えるならS某がちょいミックス入ったブルテリアだとしたらFさんはフラットコーテッドレトリバーってとこかな?ラブラドルやゴールデンよりデフォルトでちょいバカだけど一応レトリバー、と。さてそんなFさん、実際マメに動いてくれるし見積もりも事細かにとってくれるし部長も「S某君より使えるね」‥それは私が繰り返し部長にそう吹き込んでる結果でもあるんだけどとりあえずそういう認識。しかしココに来てその「マジメさ」「細かさ」にちょい辟易かも。でもこれ位やって普通なんだ!というのもある訳でFさんから「‥あの、度々すいませんけど」と確認の電話が入る度に姿勢を正す思い。しかし!オバハン的観点を持つ部長はやはり言うのだ「Sさん、Fクンに優しすぎるんじゃない?」って。そんなの当然じゃん!こんだけ真面目にやってくれる仕入れ先担当者初めてだっての。