スマホパワー馬鹿

 キャベツ+牛白もつのスープ(右画像)を作っていた所…ピンポーン…ドンドン!
 「教えて!スマホ!お願い!息子に怒られて~」この夏202号室に越してきた女性。幾つ位だろう?40代半ば?
 賃貸かと思ったら分譲だったのですが(総会に来ていたので判明)割とキレイな女性、ただフルタイムの仕事をしている気配ではないし独り暮らし"パトロンでもいるのかな…"とゲスな勘繰りをしていた所…
 「息子や娘に怒られて~ラインを全部消せって言われて~でも解らないのよね!何とかして~Sさん!」
 夜10時頃。ファッ!と思いましたが見栄もありお酒も入っていたのでガラケの要領で触ってみたところ"ライン/すべて消去"に辿り着き(多分、選択消去も出来たハズだけど兎に角全部との事だったので)ご本人に確認してタッチしてもらいました。
 以降何も言ってこないのでそれで解決したのでしょう。わたしこそは寧ろ非常識(ドア開けっぱ・ジョルジュフリーダム)の当人なので何とも言えませんがちょっと変わった人だなとは。

 変わったといえばアマゾンプライムで変わった映画を観ました。そのタイトルも『ファイティングダディ・怒りの除雪車…ヘンな邦題。原題は"KRAFTDIOTEN"日本語にすると"パワー馬鹿とか。あのKRAFTWERKも確か発電所とかそんな意味だったような。ノルウェイ映画(左画像)
 北欧の映画というと割と荒唐無稽なのがたまにありますが、コレもまぁ…"麻薬密売組織に巻き込まれ型で殺された息子の復習に乗り出す父ちゃん"という日本のVシネでありがちな話。
 この主人公どっかで観た…と思うと『ドラゴンタトゥの女』マルティン。実写版『シンデレラ』でも悪い大公の役で出ていてその時もggrったものです。フィルモグラフィを見ると結構見ているのだけど、ステラン・スカルスガルド名前が難しい。
 こんな感じ
https://www.youtube.com/watch?v=J1-Fm3xx6gw
 (はてブさん出る動画と出ない動画があるのは何故?)
 まぁ何というか…ヘンな映画。アマゾンプライムなら今タダで観れます。面白い?わたしはこういうワケの解らない話は好きなので笑えました。ブルーノ・ガンツも出て来ますが、一体何語を話しているのかが謎ながら何故か主人公・ニルスとのんびり終わる…
 2人の共通点は同じ男(チャラいクセに伯爵と名乗っているバカ)に息子を殺されたというところだけ。除雪車?それはニルスの公務。

 とかまぁイロイロと面白い映画でしたが、先ほどピンポーン・ドンドン!
 出てみると(というかピンポンの段階で「はーい」と答えているのに何故ドアを叩くのか)ライン消去して!の女性。
「こないだは本当に!本当に!有難う!本当に感謝してるわぁ!コレ、良かったら…食べて!もう本当に.....」
 差し出されたのはフレッズというパン屋の袋で見ると惣菜系のパンが3ヶ(右画像)。甘いのの方がよかったなぁというか。
 まぁラインは無事消去された様子で何より。ホッ。息子や娘とどういう事情で別居してい、どういう事情で「ラインを消せ!」と怒られたのか?もしわたしが本当にスマホ使える人ならこっそりそのラインの中身を見てみればよかったかもですが、それは流石に…