スカッと笑える/シャフト

 笑える映画といえば『どつかれてアンダルシア』なのですが、これはかなり笑えるけどあまりスカッという感じでもないし『猫のミヌース』も笑えるけど猫の話でもあるし。
 ちなみにウィレム・デフォーが吸血鬼役の役の『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』妹は爆笑し、わたしも釣られてよく笑った。まぁ馬鹿げた話ではあるけど、あれは爆笑する映画なのでしょうか?特にW.デフォー演じるシュレックの一挙一動に。もしそういう意図の映画なら‥って一旦爆笑してしまったらもうそういう映画。
 今日は久しぶり(と、言っても最近も観てる)に『シャフト』。ブクオフで\500のワゴンにあったので購入したのはだいぶん前にCATVで観て面白かったし。
 この映画の面白さは観てみないと解らないというか…ちな悪役のクリスチャン・ベールが富豪の息子で粋がっているクセに超マヌケ。
 シャフト役のマイケル・L・ジャクソンは鉄砲撃つより悪態吐くのがスピーディでナイス。一番面白かったのは、署でアングロサクソン系刑事と言い争ってシャフトが「ナチ野郎」と言うと、連行されていたアフリカ系犯罪者が「アンタ、カッコいいよシャフト!」するとシャフトはそちらにも「黙ってろ!」
 ベースの犯罪は悪質なのですが、笑い所満載。犯罪の解決は良くないのです‥
 エンディングで「刑事を止めて探偵になってもボカスカやるのかな」と思った。それがシャフトだ!って感じ?
 
ps.元祖『黒いジャガー』は映像もだけどシャフトがオサレではないのでちょっとどうかと思った。ブラック・パワーとかの時代なのかなぁ。