大雨一過/またその話かですが

 ここ数日梅雨だか台風だか不明ですが豪雨。
 近所の川は昭和初期決壊した事もありその心配はないらしいですが(これは父の話であり、昔当時の写真を見た事もある気がしますがggrっても出てこないのがナゾ)
 わたしはフード付きコート+安全靴装着し自転車で外出など平気でしたが猫が!
 ギャルのロルは出てもヴェランダ迄なのでいいのですがおっさんジョルジュが無駄に外出する上に帰って来ないという事件出来!
 お風呂もダメな彼がもし足を滑らせて川まで流されてしまったら…と思い号泣ものでしたが無事ご帰還。昨日からは晴れているのにすると部屋でゴロゴロしているのだから解りません(右画像)

 さて多分何度もこの小説に尽いては書いていると思う『ゴールデンボーイ』なのですが、探してもナイしアマゾンに古本があったのでポチ(左画像)
 装丁が変っているのは知りませんでしたがマァこっちの方がいいかな?古い方はいかにもで..

 それはイイのですが本来春夏秋冬の4話で成り立っている1冊本なのですが原題"DIFFERENT SEASONS"恐怖の四季というのは矢張り如何なものかと。あと、こっちが『2』というのも…タイトル作『ゴールデンボーイ=AptPupil』"破滅の夏"ですがその前に入っている『刑務所のリタ・ヘイワース=RitaHayworth and ShawshankRedemption』"春・希望の泉"、そして秋=スタンドバイミー(原題は"死体"/幼さからの逸脱)冬はタイトル忘れましたが割と救いのある話だったような。

 確かペーパーバックでは春・夏・秋・冬の順だったように.....取敢えずどの順番で読もうと面白いというか読ませる話なので別状ないとは思うものの.....
 あとS.キング作品は映画化されると必ず劣化するという法則がありますが『刑務所の..』→『ショーシャンクの空に』は原作よりも良かったように。『スタンドバイミー』は好きゞかな?
 ただ『ゴールデンボーイ』!あれはダメ!政治的な絡みもありああいう中途半端な感じだったのかも知れませんが(実際原作出版時出版社と一悶着あったらしい)アンマリといえばアンマリかと。

 ちなこの本、日本初版が昭和63年というので驚きマシタ。30年前というと『シャイニング』上下巻をヘヴィローテーションで読んでた頃なのですがS.キング師はこの4編の中でも『ゴールデンボーイ』を『シャイニング』脱稿2週間後に書いたとか。
 わたしは遅い!

ps.キング師の著作は全部読んでいる!!と言いたい所ですが『不眠症』はギブでした。図書館で借りたから20年位前だと思いますが..またトライしてみようかな?