祈れるものなら何にでも祈った昨日

 最近、ボルゾイやらブルテリアやらと犬にうつつをぬかしていたせいか、昨日、ジョルジュが行方不明に!
 だいたい朝4時頃にわたしを起こしに来てはご飯を食べて外出するのがジョルジュの朝(レナードの朝とはえらい違い…)。そして昼前位にはわたしのベッドで寝ているのがカレなのですが、昨日はいない。居間にもヴェランダにもパーキングにも村井さんの庭にも母のベッドの下にもいない!クロゼットにもいない!妹総書記の部屋はドアが閉まっているから入り込む筈はない。
 警察…とも思いましたがちょっと前に遺失物登録(猫は遺失物だよ!(`-´!))したら布団の中で寝ていてキマリの悪い思いをしたからそれはやめといて、あと探すならここしかない、という妹総書記の元・部屋=現在は樹海の如し物置となっている部屋を探すと一番奥の机の下に!
 …部屋の奥や暗がりに逃げ込んでいる猫は、どこか体調が悪いので獣医さんに診てもらいましょうというのはまぁ常識なのですが、手を伸ばすと怒る!"..怒る元気があるなら"とは思うもののお気に入りのペーストおやつや水も無視。これはちょっとヤバイのではと思い獣医に連れて行こうにも出て来ない。
 安定剤と胃薬とを普段の倍服用してもわたしのパニックは収まらず、ご先祖様、亡き父、お稲荷様、お地蔵さん等に祈るばかり…涙が止まりませんが、とりま「明日のミーティングはキャンセルして下さい」と上司にCALL。元祖ジョルジュは夜中にわたしの腕で瞳孔が広がり固まった…という思い出があるだけにせめて物置で寝ようかと思ったけどそんなスペースもなし。結局部屋で寝ましたが、なんか中華料理のヴァイキングの夢をみた‥

 中華料理の夢(わたしって‥)の途中ガサガサと音。なんと!ジョルジュが部屋のカリカリを食べている!
 バッと起きるとジョルはいつもの「マグロをくれ」顔で居間へ…で、見ると後左足の中指(と言うのかな)の爪が変な方向を向いている上に血。…とりまマグロ燻製を皿に出すとちょっと食べたのでガシッ!と捕まえキャリーに!暴れましたが寧ろ嬉しいくらいです。そして車を呼び、行きつけの動物病院に。晴れててよかった。雨だとなかなか車がないからです。その間、キャリーの中のジョルのストレスは大きいです。
 今日の獣医さんは初めての人でしたが、いい人(声が静かな男性)で、まぁ状況としては見た通り「爪が剥がれかけている」との事。そこでジョルジュは盛大にオシッコをしましたが、申し訳ないけどホッとも…子供の頃、血尿を出した事があるのでなるだけオシッコはして欲しいので。獣医さん、すいません。
 で、とりま「この爪は抜かないと仕方ないですね」との事で、午後の手術タイムに出直す事に。
 そこで上司に事情を説明すると「うんもう!じゃあ明日に変更してもらうよう税理士事務所に電話するけどさ!ジョルジュとは言わないよ!お母さんの調子が悪いって言うからね!」はいはいさーせん。

 で、午後1時に行くと手術っても爪抜くだけでした‥「ついでに他の爪も適度に切っておきましたから」さて、ジョルジュはというと相変わらず引きこもっていますが、お腹が空くのかチラチラ出て来たり。
 よっぽどグラグラしている爪が痛くてパニックだったんだろうとは思いますが、抗生物質入りの、でも好きなオヤツはペロリだったので傷の痛みがおさまるまでは引きこもっていてもらってもいいという気も。
 ヘタに外に出て傷が膿んだりしたらその方が問題です。
 つか、部屋のリターボックスが気に入らないなら新しいのを買ってやってもいいかと考え中。


そしたら「外に出してくれニャニャニャニャ!」…え、やめといた方がいいんじゃないの?と思いつつ、外でトイレをする奴なので出したらちょっとして帰って来て「撫でてよ、帰って来たんだから」と言わんばかりのPCの邪魔。
 あの、大丈夫なんですか?