サミュエル・L・ジャクソン…なんで続けるこの2作

 今日から母がショートステイなので映画観まくりCATV独占!
 買い物から帰って来て昼過ぎに「ブラック・スネーク・モーン」というのが」もう始まってるけど他に面白そうなのがなかったのmovie plusだかFox premierか忘れたけど観始めるとなかなかイイ映画だった。
『ブラック・スネーク・モーン』 クリスティーナ・リッチ(画像右)の「イヤな笑い方」だけは何ともはや…キレイなだけに右上に唇をクイッとあげて歯を見せて「ケッ」っていうのが凄くイヤな顔。演技というか演出にしてもイヤな顔杉(…これは『モンスター』でのセルビー役が破壊的にイヤな役だったから印象が悪いのかも知れないけど‥)
 で『ブラック・スネーク・モーン』は「病んでいる人々が快復してゆく」みたいな話なんだけど、このエンディングで観る限り、幸せになるのはラズ(S.L.ジャクソン)とアンジー(俳優は?E.フィッツジェラルドがちょいスマートになった感じのアフリカ系女性)だけのような気がする‥

 それに続き放映されたのが‥
『ジャンゴ・繋がれざる者』
 自称歯医者のドイツ人シュルツの馬車の天蓋に乗っている歯のデカい模型が面白すぎるわ(「マウス・ハント」という映画でC.ウォーケン演じる害虫駆除業者の車の上にデカいゴキブリ模型が乗ってたのを思い出す)買われた奴隷を解放するエエ人っぷりながらその実バウンティー・ハンター(賞金稼ぎ)で賞金懸っている白人はあっさり殺しまくるわ…でも悪人トリオを知っているジャンゴ(アフリカ系奴隷)にその嫁さんの名前はジークフリート神話に出て来る女神だと話したり。シュルツがイイ人というかなかなかの才人。ジャンゴも出来るヤツ。割と楽しい映画です。ビッグ・ダディという農場主をD.ジョンソン(マイアミ・バイスと刑事ナッシュブリッジスのカレ)が演じててファンのわたしとしては「え?」だったり…ちなヤツらの一党を壊滅する為に歯の模型はフットンでしまいましたが、まぁ矢張りD.ジョンソンはボンクラ…
 さて、それが残酷で悪辣な農場主ムシュー・C(L.diカプリオ)の所にジャンゴの嫁を救出しに行く所から話は怖く危なくなってくる…そこでムシュー・Cの奴隷長みたいなのが出て来るんだけど、これがS.L.ジャクソン。一瞬解らないくらいイヤな顔…まぁ元々イイ顔ではないけど‥ただムシュー・Cが死んだ時「カルビン!」ってファーストネームで呼んでたのは何だったんだろう?
 暴力的な映画だとウワサには聞いていましたが、そうかな?確かに、アフリカ系奴隷達への残虐さは暗示されるけど、面白いというかスッキリする話かとも。2時間半程の長尺ですが長く感じませんでした。
 監督のQ.タランティーノがダイナマイトで吹っ飛びにはGJ!なんとかシャラマンが自分監督の映画に出る「イラナイ」感とはえらい違いだは‥