手品とは/プレステージ

 最近では手品というには最早大がかりな「イリュージョン」なんていうものがありますが、でも演者の心にあるのは「ビックリさせたい」という事だと思います。
 わたし自身手品が好きで2ツネタを持っています。
 右画像の「コップに入れた水が消える」というのはまさにこの中華料理屋でバイトしていた時だから…前世紀の事かな?フフ、ほんの20年前の事であれ「前世紀」と書けるなんてなかなかいいタイミングで生きているかもですね(昭和と平成も半々くらいの今ですが、こちらはあまり良いイメージはないかも?)。と、言うのも今年齢の違う誰かと話をしていて「前世紀にはそういう事もあったかなぁ」等と言えば相手は一瞬キョトンとします。そう、そういう事からして手品好きなわけで。
 この「水が消える」手品のネタは当時よくTVに出ていたマスクマジシャンが「キミにも出来るネタ」と紹介していたヤツで、簡単といえば簡単ですが、仕込みが必要なのと、それをいかに「思いついたように」やってのけるかが大事。即ち演技力とでも?
 ちな、この中華料理屋での「水が消える」は大成功でした。

 そんな素人マジシャンの私はこの映画『プレステージ』を観て面白かったかと言うと、もう全然別世界の話であってそこで展開される手品はプロでないと出来ない技。最後の「瞬間移動」なんて手品といえるかどうか…
 それはいいけどわたしはクリスチャン・ベールに釘付け。
 もしかしたらすごく好きなのかもしれない‥