精霊流し/MarilynManson "THE FIGHT SONG"

 今日は精霊流しに行ってきました。だいたいに於いてあまり神仏等に信仰などなさそうなわたしですが‥毎日、近所のお稲荷神社にはお参りしているし父の灯明や線香、お水やお供えはやってます。と、いうか3歳の頃、大好きだった母方の祖父が亡くなった後、お経を読んでいたこともある。母方の家は真言宗だったので "はんにゃーはーらーみーたー"というやつだったかな。経典の名前は知らないけど漢字にカナがふってあったから読めたんだと思う。3歳で漢字が読めるワケがない。
 父方は真宗でいっそカンタンというかお住っさん「南無阿弥陀仏を10回でいいで」‥それでかお住さんの月命日の読経も短い。
 で、今日は父が亡くなってから3度目のお盆の終わりというか精霊流しだったのですが、どんなのかというと近所の川の河口近くに「精霊流し会場」のようなものがあってロウソクと線香(3本1束)のセット=100円で、なんて言うか…流し素麺の傾いてないヤツみたいな長細い水の張ってある樋みたいなのにロウソクを浮かべ、線香は線香コーナーに。で、お供えは奥に受付があってそこにお願いする。ここの料金は「お志」。見てると皆さん硬貨を入れているのでわたしは50円。ケチったわけじゃなく50円硬貨というのは「ご縁が充分に」というマイ解釈。お稲荷さんだって毎日50円。
 そして今日が精霊流しだというので「送り団子」を商店街に買いに行って、その向かいの小さいスーパーで小さい『いいちこ』(父が愛飲していたのよりちょい格下)を買って…よく考えてみればお盆が始まる前からどうしてお供えしていなかったのかと思うと涙が出た。ウイスキーの小瓶とビール(実は常設)はお供えしていたけど、実は面倒臭いというより、飲酒しない母や妹にややこしいケチをつけられるのが鬱陶しかったという。
 ずっとその事が悲しくて涙が止まらなくて精霊流しにはサングラス装着。でも、家に帰って来てから、父が楽しそうに電車で仲間と喋っている光景が頭に浮かぶようになった。
 考えてみれば父もあちらで仲間と仲良くやっているかもしれない。

 こんな寂しい気分の時はこれを聴くようにしている。マリリン・マンソンのファイト・ソング。

歌詞とマイ訳詩。↓意味が分かればいいと思うので曲中の流れとはちょい違う。


MarilynManson/THE FIGHT SONG(transrated by nadja5)

Nothin' suffocates you more than the passin' of everyday human event/日々の営みをやり抜く事、それ程あんたを息苦しくさせるものはないよな
Isoration is the oxygen mask you make your children breath in to survive/孤独、孤立する事、それこそはあんたやガキを生き延びさせる酸素マスクだ

I'm not a slave to a God that doesn't exist/俺は実存しもしない神の奴隷なんかじゃないし
I'm not a slave to a world that doesn't give a shit/クソでもない世界の奴隷なんかじゃないんだよ

And when we're good you just closed your eyes/俺らがおとなしくしてれば無視出来ただろうけど
So when we're bad we'll scar your mind/もうそうじゃない、あんたの気持ちを害してしまうだろう

We'll never grow up to be a big-Rock-star-celebrated-victim-of-your fame/俺らは多分その名声の犠牲になるようなバカなスターにはならないだろう
They'll just cut our wrists like cheap coupons and/名声、そいつは俺達の手首を安っいクーポン券みたいにサッと切って‥
Say that death was on sale today/言うのさ「今日は沢山殺せたな」ってな

The death of one is a tragedy/1人の死は悲劇だ
The death of one is a tragedy/1人の死は悲劇だ
The death of one is a tragedy/1人の死は悲劇だ
But death of a million is just a stastic/だが100万の死は統計的な数字でしかない(R.アイヒマン)

Fight! Fight! Fight! Fight!/戦え!