墓参りと納骨の問題/見た目の説得力

 暑いですがもうお盆、というのでちょっと早いですが今朝、妹と父方のお墓、2ヵ所お参りしてきました。
 1ヵ所目が正式なウチというかS家の墓で、2ヵ所目がH家(父の家族)の墓。

 何故2軒の墓か?というのもわたしからしたら父方の曾祖父に当るS氏が子供に恵まれず、養女にしたのがわたしの祖母に当る静子。そこでそれなりの縁組をして‥と考えていた所、静子祖母は政一という男性と知り合いあっさり駆け落ちしてしまった。子供もすぐに産まれ、それがマイ父。しかし曾祖父S氏は静子は可愛いし、産まれたのが男の子というのでS家の養子にした。でも静子はH政一に嫁ぎH姓となる。その後、哲子・勝彦・利子・政子・三郎と5人の子供が産まれるのだけど、父のすぐ下の哲子は幼児期に死んでいる。おそろしく父はその妹を可愛がっていたらしく(その死に際にはロマンチックな逸話があるのだけれど、それは書かずにおく)時々、わたしを「哲子の生まれ変わりや」とか言ったりしていた…ケド、その割には小学校に上がるまでパンクとは言わない迄もベリーショートの髪型をさせ、スカートもあまり履かせなかった。それは当時流行のアイヴィーだのトラッドだのに父が傾倒していたからなのではあるけれど…と父の思い出を書き始めると終わらないのでここで止めておきます。
 そういう訳でウチ=S家のお墓に眠っているのは曾祖父や曾祖母。いくら父を実の孫のように可愛がっていたとはいえ血の繋がりはない。片やH家の墓には父を溺愛していたし、父もとても愛していた静子祖母と政一祖父が眠っている。血の繋がりもある。あと叔父や叔母ともとても仲が良かった。

 そこでわたしが悩んでいるのは納骨の問題。お骨なんてどこに仕舞っておこうが関係ないという考え方もあり(それはわたしの考えだったりするのですが)家に安置しています、が、時々思い出したように「納骨どうするの?」と言い出すのがマイ気難しいというか厄介な家族。実際、お住っさんも「置いときたかったら置いといたらいいねん、そんな檀家さん多いで」との事だし皆さん納得するのですが‥たまに親族が「納骨は?」と言うと「しないって言う人がいるから」とスポークスマンの妹。「もうちょっと考えて、と思ってる」とわたし。
 いつかわたしとジョルジュが骨になったら一緒に納骨して欲しいとは思っているけど。

 ところでこんな事を書くのは‥これは物凄くせん無い話なのですが、父の介護をした妹というので親族内で評価の高かった彼女。ですがその後の家出や実の所もっと厄介な母親の介護への無慈悲な対応、それより何より父の死後約2年で15kg程痩せてしまったわたし(元々が太かったから今が普通位なのだけど)に比べて愈々フクフクと体格のいいグラマーさという「見た目」の対比で何事かを察知する親族も多いので、あんまり出しゃばった事は言わない方がよかろうかと考えたりする。

 そんな妹ときてはやたら茸類をレンチンしたものにポン酢をかけて出してきたりする。今日もそうだったので「あんまり茸類を食べたら体冷やすよ?」とアドヴァイスした所「でも茸類は脂肪を落とすし(?)カロリー無いし、健康食品と思うけど!いらんなら食べんときぃや。」との事。うん、食べません。でも若し脂肪だのカロリーだのを本気で気にして痩せようと考えているなら甘いジュースを飲むのを止めたらどうか、あとは何なんだろう‥よく解らない。でも彼女は太る一方。

 ちなみにわたしが痩せた理由は誰も知らない。