喋り下手は病気?

 昨日、薬が無くなったので心療内科へ。
 その医院では「今日はお薬だけ」という患者さんをたまたま見かけるので、わたしもそう言ったら受付のレディがちょっとお待ちください→診察室から患者さんが出て来た段階で先生がチラッと顔を出してゴニョゴニョ‥受付レディ「なざみさん、一応お話を」。ああ、それがどれだけ面倒か!ネットでわざわざ保険のきかない高いジェネリック買う人々がいるのは絶対これだと思う。喋り下手ではあれ社交的を自認するわたしでさえ辛い事やなんだのって話たくないわけで。本気で話そうと思えばそれは"Long long story..."ですしね。ぐるぐると辛い思いを繰り返さないといけない。ここはいっその事リレキショでも作って持っていけば先生も手間が省けるかとも思うのですが、プリンターが生きていればいいのですがダウンなので手書きのをお渡しする事になる。わたしは喋り下手なクセに手紙などを書き始めるとクドい+悪筆!なんかストーカーかクレーマーの物凄くコワイ手紙になりそう。箇条書き?ああ、それなら‥とも思うけど、そういう文書を手渡された先生はわたしの病状をもっと何か深いものと診断しそう。イヤな事を箇条書きしたものって自分でも嫌ですよ、読むの。
 そんなワケで昨日も新しいスーツを着慣らしするために着て行ってたら「今日は何か!?」「いえ、新しいスーツなので着慣らしの為です。新しい服は兎に角着ないと馴染まないので。」「成る程‥でもどうしてまたスーツを?」「面白いかな、と思って。」‥「髪型も変わりましたね?」「あ、これウィッグ。かつらです。」‥ここまででも映画『新サイコ』みたいですが‥その後、妹の家出や母のパーキンソンが介護5度に認定された話など。そういう話がしたくないのですけど。話した所でどうなる訳でもないですし。
 で、先生が「最近楽しかった事とかは?ほら、音楽(TUK-TUK)を聴きに行ったとか前回はありましたよね?どうです?」そこでわたしは「香港からクルーザーでシンガポールに行くゴージャスな夢をみました。」「それは!夢のように(だから夢だっての)ゴージャスですね!」「はい、ハリウッド映画みたいでした。先生も出てきました。」「ほう!」「でも普段着でしたけどね。」そこで先生も先生だと思うのだけどショボーンとして「それは‥お邪魔しました」
 ああ、ね?"ハリウッド映画みたいな美女ばっかりで先生はクルーザーのオーナーでした"っていうのをなんで言えない?言い忘れる?わたしは往々にしてヒトの気を悪くする!!これも病気?