クライブ・バーカーの怖い話をして怖がってもらえなかった

 今から30年位前、東京出張の帰りキオスクで見つけたのがこの本。クライブ・バーカーの『血の本』シリーズの1巻目『ミッドナイト・ミート・トレイン』なのですが、オドロオドロしい表紙の割にはそういう内容ではなかった。どちらかというとユニークなホラー?ちょいと笑える話もあったりして"スティーヴン・キングも絶賛ー新時代ホラー"というのも頷ける感じ。怖いというかビックリが多かった。でも、怖いといえば怖い話もあり、わたしは特に『丘に、町が』というのがそのアイディアと怖さにビックリしました。
 何をどう書いてもネタバレあるいは「はぁ?何それwww」と反応されそうなので内容は書きませんが映像を思い浮かべると地下鉄に潜む殺人鬼なんかよりコワイのですが‥
 それを後日マイBFに「物凄く怖い話を読んだんだけどね」とジックリと語ったのですが、彼は怖がる所か「ないない!で、どこが怖いわけ?ハハハ」との反応!「いや、だからさぁ‥その町っていうのの構成がさぁ‥」と真面目な顔をして追述したのですが「いやームリムリ!」とソッポを向かれました。わたしの話術が悪かったのか?彼には想像力がないのか?
 と、思っていたらYouTubeでなんとなく似たようなヒトを見付けました。探偵ナイトスクープですけど。

 わたしもこのお兄さんの話は何が怖いのか解らなかったですが‥桜金造のはズルイかと?で、この依頼者の兄ちゃんこれを今後コピーするとの事だけど、多分、無理。

 ちなその後BFがトイレに行って「めっちゃ怖い落書きがあった‥」と言うので何々それ!と食いつくと「なんかな"ラグビー部の山木先輩を喰いたい"いうてな‥」「単なるホモやん」と返すと「その下にな"オマエは100回死んでこい!"やってーギャハハハハハ」わたしも爆笑しましたが、ちょっと悔しかった気が!