奇跡の出会い/世界一可愛い猫

 5年前『里親探し』のサイト「お見合い写真」で見つけたのがジョルジュです(画像右)。可愛いかどうかは微妙(笑)でしたが「白黒ハチワレ」がポイント。
 実はその前に同じ柄の地域猫を保護しようとしたのですがヨロヨロ。獣医(敬称略!)に連れて行くも「もう‥駄目かもですから連れて帰りはったら‥」その子はその夜中、わたしの腕の中で「ア?」みたいな声を出すと瞳が真っ暗に。もっと早く保護してやっていれば‥年齢は解りません。
 そんなわけで同じ白黒ハチワレの子を飼おうと思いました。

 連絡をとって子猫を引き取りに行くと恐るべき僻地‥ま、それはいいとしてそこの奥さんが「この子は‥懐きませんよ?」実際チビッコ・ジョルジュは逃げ回るのですが、でも子猫だし‥というので引き取って来たチビッコ・ジョルジュはやはりわたしの部屋の隅っこに隠れては威嚇。でも、お水とゴハンをあげるとアッという間に懐きました。そしてみるみるうち美猫になっていきました(画像左)。椅子に座るお姉タン(わたし)の足によじ登るのが当時のお気に入り。
 ただ残念なのは、母と妹が「猫!?知らんよ!アンタの部屋で飼いや」だった事。実は家族には無断で引き取って来たのです。
 父は動物好きだったし、子猫の時に見せたら「賢そうや!かわいいかわいい」と喜んでいたし家族で飼えばよかったのに‥ まして母&妹も後々「かわいいかわいい」。でも時既に遅し。ジョルジュはわたしにしか懐かない猫になっていたのです。
 わたしとしては嬉しいですが、獣医さん(勿論前出のトコではありません!)のところに連れて行くにも一苦労。ケージに入れようとすると大暴れ!社会性がないのでしょうか?
 保護してくれていた奥さんの「懐きませんよ」はある意味真実だったかも知れません。

 でもわたしにはべったりなジョルジュ。ずっとついてきて、外出して帰ってくると玄関で待っています。どうして判るのかは未だに不明ですが、ドアを開けると靴箱の上からニュ〜ッと顔を出してお迎え。そして一緒に家の中について来る。ニャーニャー何か言いながら。何を言っているのか本当に知りたいです。そしてこんな訴えるような目(画像右)!
 一体カレ=ジョルジュは何が言いたいのでしょう?

 眠る時は必ずわたしの足の上です。
 足にフワフワしたジョルジュが乗っかってきたり丸まったりするのを感じるのは幸せ。でも‥寝返りがうてないのはちょっと難儀かな?というか姉タンの寝床=俺の寝床と解釈しているらしく、日中でもわたしがいない時にはこもりっきりらしいです。

 でもジョルジュと出会えたことは奇跡のように思えます。