居間に、ベッドが

 もう立ち上がることもままならない父親。癌が「ステージ4」と告知されてからもう1年なのですが、酸素吸入のチューブが鼻についていたりしながらも未だ飲酒と喫煙は諦めない+猫のジョルジュといたい、というので自宅療養です。
 勿論、訪問看護の医師や看護師さんが時々いらっしゃっては下さっているのですが、それがもう日参状態。
 で、先週末には「話がしたい方がいらっしゃれば今のうちに」というアナウンス‥って当然、本人には聞こえないように、でしたが。

 猫のジョルジュ本人(本猫?)は相変わらずわたし以外の「抱っこ」は認めていないので、なるだけ頻繁に抱っこして父のお見舞い(「パパちゃーん、ジョルジュだよ?具合はどうだい?」「パパちゃーんもっと僕の絵を描いてよ!」等のわたしによるオーヴァーボイスつき)をさせているのですが、もう視線が虚ろ。それでもその時だけは声が元気。「おお、ジョルジュか!」みたく。どんだけ好きやねん‥

 そんな父、ずっと居間のソファで寝起きしていたのですが、もう「起き」の方が不自由なので、医師のサジェスチョンによりベッドを設置。
 その為に居間のでっかいテーブル?というかソファの高さにあわせた平置きのソレ、を、今日は母方の叔父にも手伝ってもらい今や物置と化している妹の部屋に移動したり云々‥いろいろ大変でした。
 今0:12。しかし本来、夜型の父はTVを観たりDVDを観たりお酒を飲んだり煙草を吸ったりと忙しく、その世話をするのは妹。わたしも若干は手伝いもしますし、これまた夜型のジョルジュがノコノコ起きて来たりするので「パパちゃーん」を演ったり。
 当面、パートタイムでも仕事は無理っぽいです。